【演習問題プリント(無料)付き】ややこしい品詞の識別も図でバッチリ!助詞と助動詞について説明します!
以前の記事では品詞の説明とその識別方法について記しました。今回の記事はその続きで、特に助詞と助動詞の識別について、例文なども用いながら詳しく説明していきます。
助詞と助動詞は普段意識されることの少ない「付属語」であるため識別なども少しむずかしいかもしれませんが、だからこそ入試では差の付きやすい問題でもあります。演習問題にもしっかり取り組み、マスターできるようになりましょう。
助詞・助動詞とは?
最初の章では助詞と助動詞について学んでいきます。1.4の例題を見て助詞と助動詞を完ぺきに見分けることができればこの章の目標はクリアです。
復習:品詞とは?
まず、品詞について簡単に復習していきます。品詞とは「単語を文法上の役割によって分類したもの」であり、全部で10種類があります。
①品詞の分類(筆者作成、転載は記事名を明記の上で許可)
このうち、助詞と助動詞はどちらも付属語で、その単語1つで意味を持つことはありません。たとえば、「彼はとても優しい」という文章の場合、「は」というのが付属語である助詞になります。
助詞とは?
助詞とは他のことばに付属して意味を肉付けしたり、単語と単語をつないだりするはたらきを持つ単語のことです。上の図を見ても分かるように、活用はありません。助詞にはたとえば以下のようなものなどがあります。
多く感じるかもしれませんが(実際にはもっと多くの種類があります)、これらを覚える必要はありません。とにかく、助詞は「それだけでは意味を持たず、活用もないもの」だと覚えましょう。
助動詞とは?
助動詞とは、体言や用言に付属し、意味をそえる役割を持つ単語のことです。助詞とちがい活用があるのが特ちょうです。たとえば、以下のような単語が助動詞です。
助詞と同じように、これらを覚える必要はなく、「それだけで意味を持たず、活用するもの」という覚え方で判断できるようになりましょう。
助詞と助動詞の違い
助詞と助動詞はどちらも「他のことばに意味をそえる」という役割を持っています。2つのことばの違いで最も大事なのは活用があるかないかということです。それでは、いくつかの例文から助詞と助動詞の判別をしてみましょう。
例題1
以下の文章から助詞と助動詞を抜き出してください。
- ア:私はとても幸せだ。
- イ:ジョンはアメリカで生まれました。
- ウ:この店のハンバーグはどの店のものよりおいしい。
- エ:あの子にもっといろんな本を読ませたい。
解答・解説
- アの中で、「は」が助詞です。「は」はそれだけで意味を持たず、さらに活用もしません。
- イは「は」「で」が助詞、「まし」「た」が助動詞です。「まし」は「ます」が活用した形で、「た」も活用の形を持つ助動詞の一つです。「た」は単独の助動詞だということに気付けたでしょうか?
- ウは「の」「は」「の」「より」が助詞で、助動詞はありません。「より」が助詞であることに注意しましょう。
- エは「に」「を」が助詞であり、「せ」「たい」が助動詞です。「せ」は「せる」が活用した形です。
②解説(筆者作成、転載は記事名を明記の上で許可)
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