開成・筑駒ダブル合格をしたS君の受験体験記:苦手科目克服の秘訣は?
みなさんこんにちは。
個別指導塾テスティー塾長の繁田和貴です。
新学年がスタートして半月ほど経ちましたね。
塾の授業時間や宿題の量など、いろいろとレベルアップしたかと思います。
早く新しい生活には慣れていきましょう。
さて、今回のメルマガは、つい先日受験を終えたばかりの卒業生の受験体験記をご紹介します。
今回紹介するのは、開成と筑駒にダブル合格したS君の体験記です。
筑駒に受かった上で我が母校である開成を選んでくれたので、喜びもひとしお。
生徒の合格はどの学校も等しく嬉しいものですが、母校だけは個人的に嬉しさが増してしまいます。
彼は以前は理科は苦手科目で、国語も何となく感覚で解いていたため武器にできるほどの成績ではありませんでした。
それが入試本番ではどちらも武器にできるほどになりました。
なぜ彼はそんなに成長することができたのでしょうか?
その秘訣が体験記に書いてありますので、読んでみてください。
【本人体験記】
僕がテスティーを知ったのは小学3年生の頃です。テスティーの算数道場にいとこのすすめで参加しました。その後6年生になり、自分の教科ごとの弱点を補ってもらうためにテスティーに本格的に通い始めました。
6年生の夏に、今まで感覚だけで解いていた国語で論理的な記述を書くことができるように、10年分以上の国語の過去問の解説をテスティーでしてもらいました。この体験が国語が得意科目になることにつながったと思います。
12月からは1月校や開成、筑駒など直近の入試の中学の過去問の解説を行ってもらい、学校ごとの入試の特色や試験動向の把握につながりました。
開成中の本番の試験では苦手科目であった理科が自信を持てるほどうまく問題を解くことができ、その勢いのまま筑駒中の試験に挑み、両校に合格しました。
開成の文化祭で受けた国語の模擬授業が楽しかったため、開成に進学することにしました。
最後に、夏に国語の指導をして下さった岩崎先生、 開成や筑駒の対策をして下さった奥平先生、算数道場の頃からお世話になった繁田先生と中村先生に感謝申し上げます。
【保護者様体験記】
もうすぐ小学校3年になる春休みに、コロナの長期休校の中始まった算数道場に参加させていただきました。本格的に入塾したのは小6になってからです。
その時は麻布中学を第一志望にしようと考えていました。
もともと四谷大塚に所属していたのですが、集団塾ゆえに個別に受験校の対応はしてくれないため、テスティーの中村先生に模試の結果とともに麻布中学対策を相談したところ、現在の成績と麻布中学の試験内容から特に国語の記述と理科を強化したほうが良いというアドバイスをいただき、テスティーで授業を受けることにしました。
岩崎先生には麻布の過去問の国語を過去12年分みっちり見ていただきました。 その結果、最後の方は合格点に達するくらいまで記述の力をつけることができました。理科も同様に奥平先生に解き方から記述の書き方まで指導していただき、おかげで苦手分野だった電気やてこの問題を克服することができました。
その後、子どもは文化祭を見学したことをきっかけに、筑駒、開成を受けたいと言い出し、その時も中村先生にアドバイスをいただき、対策を練って頂きました。
筑駒、開成を志望校に変更しましたが、麻布中学の国語の記述を対策していただいたおかげで、実際の入試の際もいちばん手ごたえを感じるぐらいまで国語の力を育てていただきました。
もちろん実際の入試が国語の力だけで受かることはなく、12月のK校の特別給付生入試は算数が出来ず不合格となってしまいました。
第一志望校ではないとはいえ、模試でA判定を受けていた学校に不合格という現実の厳しさを知り、1月から始まる受験校の一部の変更を検討しました。
中村先生にその旨と志望校の変更を相談したところ、S君の力を信じましょう、大丈夫です! と力強いお言葉を受け、動揺を抑え、当初の志望校をそのままにして入試を迎えました。
12月から入試まで、テスティーでは、自力で解けなかった過去問を授業で解説していただき、次の日にもう一度一人で解き直すことにしました。時間がかかっても一人でときなおしをしている姿に子どもの本気を感じ、私も第一・第二志望校へ希望を感じるようになりました。
結果1月2月に受けた入試は全て合格をいただけました。筑駒の際は、国語の時間配分を間違えて思ったよりできなかったと言ってましたが、そこでめげることなく、最後の教科まで死力を尽くしたのは、奥平先生から受かる力は絶対あるから頑張れ、と励まして頂いたお陰です。
テスティーの先生方、本当にありがとうございました。
ということで、成長の秘訣がお分かりいただけたでしょうか?
そう、過去問を使った徹底指導を受けたからです。
特に、国語の記述や麻布の理科の記述に関しては、私たち大人が答案を添削してあげることが命です。
模範解答を見て子どもが自己評価で採点をしても、その採点は残念ですが間違っている場合が多いです。
そして、解説を読んでみても、どうすれば模範解答のような答案が作れるのかは結局わからないままということがほとんどです。
これは集団授業を受けて自分なりに頑張っているつもりなのに力がつかないとてもよくあるパターンです。
四谷大塚に何年も通っていたのに、しかも開成・筑駒に受かるほどの力のある子なのに、何となく「感覚」でしか国語を解けなかったというのはそういうことです。
みなさんも、お子さんが宿題を解くときには、記述問題に関してはしっかりと添削と解説をしてあげてくださいね。
もしご家庭でやるのが難しいようであれば、私たちにご相談ください。
それでは。