受験体験記「全く復習しない状態で5年生になり不安で…」
おはようございます。
個別指導塾テスティー塾長の繁田和貴です。
今回は開成中学校に進学した奥村君のお母さんの体験記をご紹介しようと思います。
奥村君は4年生からSAPIXに通っていましたが、
家庭での勉強の習慣が全く身につかない状態で5年生を迎えてしまったそうです。
そんな状態でこの先授業についていけるのかとお母さんが不安になり、
テスティーに通わせようと決めたということでした。
子どもが家でちゃんと勉強をしないことにお悩みの保護者さんは多いですよね。
まさに奥村君のお母さんもそういう状態でした。
テスティーに通うようになり、
宿題をやってこなかったときには居残りをさせて解いてもらったりするうちに、
少しずつ日々の学習習慣が身についていきました。
それでも一般的な受験生の勉強時間からすると少なかったと思いますが、
要領よく取り組むことを意識させて勉強を進めました。
そして結果として第1志望だった開成の合格を勝ち取りました。
勉強は量も大事ですが、
同時に質もとても大事です。
お子さんがあまり勉強をしないことにお悩みでしたら、
勉強時間を伸ばすことより質を高めるアプローチをしてみるのも良いかもしれません。
そういった視点で見ると、
奥村君のお母さんの体験談は参考になると思います。
ご覧ください。
集団塾通塾後1年経過し「塾の復習なし」「テスト直しなし」の状態で5年になり、
授業についていけるのかと不安もあり、
集団塾フォローのため個別を考えました。
他の個別と比較して1対1で近隣であるためテスティーに決めました。
5年時算数指導開始後、
テスティーの宿題はやっていたようですが、
日々の集団塾の復習は皆無でした。
そこで先生に相談して、夏休み前に早速
「3~4ヶ月前のテキストの○番と○番の復習が必要」
と具体的指示をいただきました。
5年秋には算数の思考力を鍛える楽しい授業を特別に受けさせていただきました。
6年では、国語記述対策は個別指導が最良だと考えていたので
集団塾の講師に質問に行くよう何度も声かけしましたが、
全く反応がなくテスティーにお願いすることにしました。
長沼先生、藤澤先生に宿題として出された算数と国語の過去問と
集団塾の国語の過去問はきちんとやりましたが、
理科社会は第一志望校さえ過去5年分やるのが精一杯でした。
過去問対策は不安でしたが
集団塾とテスティーでの授業時間を考えると
十分な睡眠時間を確保し体調を崩さないようにすることが大切であり
勉強のことで口出しはあまりしませんでした。
その点親のストレスも少なかったです。
我が家のように家庭での学習時間が少ない場合でも
5年生から子どもに合った的確な指導をしてもらうことで
志望校に手が届くこともあると思います。
子どもの頑張りもありますが
塾長・教室長・先生方のおかげで感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
(記事の全文はこちらからもお読みいただけます)
集団塾フォローとして利用。徹底した過去問演習で開成合格!
→
奥村君のお母さんありがとうございました!
「睡眠時間を確保し体調を崩さないように」とおっしゃっていますが、
しっかり眠ることは学習の効果を高めるためにも大切なことですね。
家庭で睡眠時間を確保してくれていたことが、
短時間の学習でも成績が維持できた秘けつだと思います。
もう1つ、
個別指導に通うことは子どもにとって負担が増えるとお考えの方がいますが、
実際にはその逆です。
勉強に優先順位をつけてあげて、
メリハリある勉強を的確にやらせることで、
余計な負担を減らして楽にしてあげることができます。
こういったことって子ども自身はもちろん、
親御さんはなおさら難しいかもしれませんね。
なにしろテキストに膨大な量の問題が載っていると、
ついつい「全てやらせたい」と思ってしまいますから。
そうすると、本来は必要のないムダな勉強が増えて、
大事なところがかえって記憶に残らなかったり、
睡眠時間が圧迫されて記憶への定着が悪くなってしまったりします。
本当に必要な内容だけを取捨選択すれば、
勉強の量は意外とスリムにできるものです。
もし勉強時間が増えないことでお悩みなら、
勉強時間を増やすことに取り組むだけでなく、
その時間の効果を最大化するための取り組みもしてみてくださいね。
それでは!
もっと知りたい!