合格体験記 2022年

大学受験の部

高1から国立受験のための準備を行い、見事東京外国語大合格

■ 藤島理花子さん

私は高1の春からTESTEAに通っていました。当時から国立受験を考えていたので、まずは苦手な数学を徹底的に教えていただきました。高2からはより受験を意識した演習をしていましたが、秋ごろに外大受験を決め、共通テストの数ⅠA対策にシフトしました。

 

外大の二次試験は英語と世界史のみでした。そのため高3になってからは、ウェイトの低い数学は自力で乗り切ることにし、重要な二教科だけを塾で教わることにしました。自信のあった英語は集団塾で十分と考え、TESTEA では世界史を見ていただきました。

 

小杉先生には講習回からお世話になりましたが、授業がとても分かりやすく、また面白く、「世界史ってこんなに楽しいんだ!」と衝撃を受けたのを覚えています。また、私の学校の授業はハイペースかつ範囲がまばらだったのですが、その進度に細やかに対応した授業をしてくださいました。論述は解答の組み立て方など基礎中の基礎から教わり、知識もその都度インプットしていきました。少しずつ力がついていく感触が一番のモチベーションでした。

 

しかし外大合格という壁は決して低くはなく、大量の課題を残したまま夏を迎えました。不安定な数学や現代文を補うため、暗記科目を少しでも伸ばそうとひたすら勉強しました。実力の足りなかったListeningもWritingも、必死で練習を重ねました。秋以降は本格的に過去問演習を行いました。現実を突き付けられては自信を失い、これでは落ちる、もっと頑張らなくては、と自分を鼓舞する日々でした。

 

冬の演習は思い出したくないほどハードで、毎日気持ちが沈んでいました。それでも頑張れたのは、合格を掴み取って自分の努力を証明したかったからです。ここで諦めたら今までの積み重ねが意味を失うと自分に言い聞かせ、共通テストを乗り越えました。

 

結果は数学35点、現代文61点(いずれも100点満点)と本当に恐ろしいものでしたが、他教科ではかなりの高得点を取ることができたため、リサーチはA判定でした。共通テスト後は私大受験の合間を縫って小杉先生の授業を受け、過去問演習を通じて最後の調整を行いました。そして二次試験では、Speakingと Listeningの分を世界史で補うことができ、無事合格に至りました。

 

長々と書いてきましたが、「これさえやれば受かる!」みたいな近道は無いと思っています。しっかり現実と向き合い、地道に謙虚に努力を続けることが合格までの最短経路です。どうか先生方と自分自身を信じて、皆さんもTESTEAで合格を勝ち取ってください!



■ 小杉先生より

藤島さん受験お疲れ様でした。そして合格おめでとうございます。

 

藤島さんについては受験に関してあまり心配になることはありませんでした。というのも、自分でやるべきことをしっかりとこなし、模試でも順調に欲しい点数が取れていたからです。そして、それでも一度も慢心することなく、常に課題を意識して取り組み続けたからこそ、しっかりと努力を結果に結びつけることができたと思います。

 

とはいえ、世界史に関していえば、国公立志望だったこともあり、二次試験の論述対策は手強い相手だったと思います。正しい回答や書き方が一つではなく、満点を狙うのはそもそも難しいという性質上、本当に書けるようになるか不安になることもあったと思います。それでも、「問いの要求に答えること」「少しでも多く点を取りに行くこと」などを意識し、数をこなしたり難しい問題にチャレンジしたりすることで、受験前にはかなりレベルの高い論述が書けるようになっていました。

 

世界史で学んだ知識や受験を通して培った努力する姿勢を存分に活かして、充実した大学生活を送ってもらえれば幸いです。

 

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