合格体験記 2021年

大学受験の部

個別で過去問演習することで学習効率がアップ 慶應義塾大学の2学部に見事合格!

■ 齊藤恵佑くん

私は高校2年生に上がる春休みに受験を意識し始め、大手予備校の春期講習を受講しました。英語と数学の授業を取ったのですが、分からないことをすぐ質問出来る個別指導の方が自分には合っているのではないかと感じ、中学受験でお世話になったテスティーに入塾することにしました。

テスティーではまず数学を受講しました。入塾前は学校の定期テストの学習しかしていなかったため基本的な問題すら解けないこともありましたが、南淵先生に教わりはじめ、授業と宿題を繰り返すうちに少しずつ解ける問題が増えていきました。先生は、1つの問題に対し複数の解答を提示して下さったり、問題を解く際の手順などを教えていただいたりしました。また、私は以前数学の問題を解く時に分からない時はすぐ答えを見てしまう癖がありました。しかし、先生が分からなくてもある程度時間を取って考えるように、と言ってくれたお陰で考える癖をつける事ができ、解ける問題の数を増やすことが出来ました。

高校3年生になり、数学に加え英語もテスティーで受講することにしました。英語に関しては、テスティーで習う前から学校の単語テストや文法テストのお陰で基礎は固まっていましたが、長文の読み方や、受験する大学の問題の傾向や解き方などはあまり理解していませんでした。なので、過去問を解いても第一志望の早稲田大学の合格者のレベルには達していませんでした。英語の授業では受験する大学の過去問の解説がメインでした。山崎先生は、自分が受験する大学、学部の問題の傾向や対処法を詳しく教えて下さいました。また、過去問で間違えた問題に対してどういった視点が足りなかったのか、どうすれば解けたのかに関するアドバイスを与えて下さったのが非常に有難かったです。その結果、授業を繰り返すなかで、過去問の得点率を少しずつ上げていくことができ、第一志望であった早稲田大学商学部の本番の試験では当初より2割程度高い点数を取ることが出来ました。

しかし高校3年生の秋ごろから数学の成績が伸び悩み、加えて過去問演習で思っていたより全然点数が伸びなかったことから数学が嫌いになりかけていました。そこに、ストレスや不安や体の変調なども重なり、テスティーの授業で南淵先生の解説を聞いても、やってて意味があるのだろうかと思ってしまうこともあり、先生に不満を漏らしたこともありました。それでも、先生は投げ出すことなく私に付き合ってくださり、なんとか最後までやり抜くことが出来ました。

最終的に、山崎先生と南淵先生のお陰で、慶應義塾大学の商学部と経済学部にダブル合格することが出来ました。

これはあくまで私の感想ですが、私が今回の大学受験を通じて感じたのは受験の可能性や素晴らしさというより、受験の厳しさでした。高校2年生の時から早稲田大学を目指し学習を重ね最後の1年は早稲田に合格するために手を抜くことなく、自分なりにベストを尽くしたつもりでした。しかし、結果は不合格でした。実際、大学受験において現役生が第一志望に合格する確率は約10%だと言われています。大学受験は頑張った人がみんな報われるといった甘いものではありません。頑張った人の中のほんの一握りの人だけが第一志望に合格出来ます。しかし、第一志望に合格するために頑張り続ければ、たとえその結果が不合格であっても後悔は生まれないのではないかと思います。実際私も悔しさはありますが後悔はなく、進学した大学で4年間やっていこう、と思うことが出来ています。なので、皆さんも第一志望合格を信じ最後まで努力を続けて下さい。

最後に受験の相談に親身に応じて下さり、分かりやすい授業をして下さったテスティーの先生方、本当にありがとうございました。

 

 

■ 山崎先生より

齋藤くん、合格おめでとうございます。

私は高3の秋から英語の過去問演習を主に担当させていただきましたが、その時点で齋藤くんの英語の力は総合的にかなり高い水準でした。特に知識量の豊富さには目を見張るものがあり、それを武器として過去問でもまずまずの得点を残していました。

ただ実際に授業を担当してみると、長文の論理の流れや解答へと至る手順への意識が足らず、「文章の読めてはいるのに点数が伸びてないな」という印象でした。そこで、パターンごとの対処法を繰り返し伝えることをしました。それまでに自身が培ってきた解法と異なり、戸惑う部分もあったと思いますが、授業を実施するごとにしっかりと復習して次の演習で活かしてくれましたね。その真摯な姿勢もあってか、短い間でしたが目に見えて得点率及び安定感が増していき、そばで見守っている身としては誇らしくもありました。

最終的には慶應義塾大学の商・経済学部に重ねて合格となりましたね。おめでとう!一方でその他の日程については悔しい思いも少なからずしたと思います。しかし、それでも最後まで全力を出し切ったことにまず賛辞を送りたいですし、悔しさを味わったという経験は今後の人生において大きな財産となってくれるはずです。これは同じく不合格を経験している身として断言できます。

長く、苦しくもあった受験生活だったと思いますが、大学生活はそれに見合うだけの多様な経験をさせてくれる期間です。最大限楽しみ、ときには努力もしつつ、輝かしい未来へと繋げて欲しいと思います。本当にお疲れさまでした。

 

 

■ 南淵先生より

斎藤君、合格おめでとうございます。

高校2年生の9月から担当となりましたが、斎藤君は当初から数学に対してまじめに取り組んでおり、基礎的な力はすでについていました。

授業では一つの問題に対して複数の解法を検討することで基礎的な力をどう応用すればいいのかをつかんでもらえるように意識して授業を行いましたので、いろいろな観点から考えることも多く大変だったかと思いますが、柔軟に対応して吸収いていってくれた印象が強いです。難しい内容も多かったのですが、授業の内容を自分の力にできたのは齋藤君の頑張りだと思います。

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