合格体験記 2023年

大学受験の部

苦手科目をTESTEAで補強して京都大学に見事合格!

■ 金子拓矢くん

私は高3の初めに、壊滅的だった古典の対策をするために入塾しました。初歩の文法から教 えてくれたのに加え、国立二次試験の前には現代文の記述の添削もしてくださった竹中先生にはとても感謝しています。おかげで共通テストの国語では自己最高得点をとることができ、また二次の国語でも要求されていることを無難に答えることができたと思っています。

 

さて、私のつまらない受験期の様子を話すのも退屈なので、私が受験を通して大切だと思ったことを二つ話しましょう。

 

1つ目は上手にサボることです。私は中高一貫校に通っていましたが、6年間を通してずっと一生懸命勉強に励んだというわけではなく、高校3年間だけ勉強を頑張りました。中学のときは模試では偏差値40を上回ったことをみんなに自慢するほどの成績でした。徹底的に中学の3年間をサボったという認識があるからこそ、高校3年間は勉強を頑張れたのです。勉強をきちんとしたことがないというのは勉強をすればどれくらいできるようになるのかわからないのだ、と思って勉強をしてほしいと思います。私の場合、中学3年間はサボり、高校3年間は一気に勉強するというかなり極端なものでしたが、勉強においてもメリハリがとても大切だと思っています。

 

2つ目は総合力です。受験で測られるのは合計点のみです。今年の早稲田の物理は難しすぎて、逆に慶應の物理は簡単すぎて、物理では得点差がつきづらく化学で勝負が決まるものでした。そのため化学が苦手だった僕には厳しいものとなりました。得意とはいかなくても、入試で使う教科が苦手ではないぐらいに持っていくのがよいと思います。自分で勉強をしたことがないという状態から勉強をするのはちょっと勇気(?)がいるかもしれませんが、いざやってみると楽しい教科が見つかったりして慣れていくと思います。私も勉強を始めた時点では、まさか自分が理系に進むとは少しも思っていませんでしたが、いざやってみると数学や物理の勉強が楽しく思えるようになりました。皆さんが好きな科目を見つけて地道に勉強を続けていけるようになることを願っています。

 

■ 竹中先生より

まずは合格おめでとうございます。1年間努力を重ねて栄えある結果を手に入れられたことに、十分な誇りを持っているのではないでしょうか。

 

思い返せば金子くんは課題も要領よくこなし、やるべきこと覚えるべきことをコンスタントに乗り越える力のある生徒だったと思います。

特に二次の記述対策では、(文法・単語・主語の決定に多少の難はありましたが)必要な要素に綺麗に対応した回答を書き上げる高い日本語の構成力を感じました。

それは特に現代文において顕著で、十にも満たない添削の中で合格可能性のある答案に至ったのが印象的でした。

 

さて、そうはいえど、金子くんの長い人生において、京都大学への入学はいくつかある通過点の一つでしょう。

自らで決定できる選択が増えるこれからの人生で、金子くんが達成するであろうより大きな飛躍に期待しています。

合格おめでとうございます!

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