2024年

第1志望を貫き、奇跡の逆転合格!

■ Lさん 保護者様

<入塾の経緯>
娘は小6の6月からTESTEAにお世話になりました。それまでは3年間、授業が楽しく生徒と保護者の満足度が高いと評判の集団塾にお世話になっていましたが、6年になると、他塾より圧倒的に日数の多い長時間授業に疲弊し、算数は習っても全くその場では理解が出来ず行き詰っていることが判明し、もっと丁寧にわかりやすく教えてもらう塾に変わりたいと言い出しました。

受験まで残り8カ月のタイミングでTESTEAに4教科全てお世話になる決意をしました。実は3か月前にもTESTEAの体験授業を受け、その際は子供自身の判断で別の個人塾に入った経緯がありました。3か月間「やはりTESTEAを選ぶべきだったかも」という迷いが親の方から消えず、繁田先生のメルマガ購読を通じて新刊発売セミナーに参加したことで背中を押され、前塾側の都合もあって、もう一度TESTEAの門を叩くことになりました。

残り時間が少ない為、教室長の中島先生に本人のやる気を徹底的に確認され入塾に至りました。4科丸ごと、この時期から引き受ける事の責任を先生も深く受け止めて下さったことが面談でもわかり、TESTEAにお任せして、娘がしっかり理解した感覚を持ち、自分でやり切る経験を得て欲しいと、藁をもつかむような願いでの転塾となりました。

<入塾後の娘と教室長の関わり>
特に算数に関して理解に時間のかかる娘に、分かるまで何度も何度も粘り強く繰り返し「分かったつもり」を徹底的につぶして、基礎固めを続けていただきました。また各教科、娘と相性の良い先生を選んでくださった眼力には驚かされました。おかげで娘はすぐにTESTEAに慣れ、授業に張り切って通うことが出来ました。自習時間は疲労で寝てしまったり、すべきことを進めるのは苦手でしたが、早い時期に中島先生が娘の性格をよく理解し、認めてくださっていることを親が感じることが出来たので、安心してお任せすることが出来ました。

<結果がでない夏期講習>
夏期講習は朝10時から20時まで塾で過ごし、1日最大3コマの授業を頑張り切りましたが、秋になっても模試の結果に表れる様子はなく、蓄積がいつ芽を出すのだろうかと忍耐を試されました。夏休み前に親子共に熱望する第1志望校に巡り合うことが出来たのは非常にラッキーでしたが、逆に併願校の偏差値をどこまで下げれば良いのか分からない状況に、親のストレスは秋ごろが最高潮でした。この時期何度もメールや対面で学校を紹介して下さったり、小6女子の微妙な気持ちの浮き沈みにもいつもすぐに気づいて、様々な不安に中島先生に応えてもらい、なんとか踏ん張ることが出来ました。

<秋~冬にかけての志望校対策>
秋に2科目への変更の相談をした折も、第一志望校合格を最優先する為、弱い算数に時間を割き、対策に特化した授業を増やす道筋を示していただきました。娘が慕っていた理社の先生をそのまま算国の担当に振替えて、既存の2科の授業とは内容やアプローチを区別して、相互に補完し合えるよう組んでくださいました。しかし12月の最後の模試まで合格判定は厳しい状況でした。冬期講習には特に過去問の解き直しを授業で細かくサポートいただき、計算や一行問題を確実に取れるよう、講師間の連携を中島先生が担って、繰り返し重ねていきました。娘がある意味本気になったのは冬期講習のあたりからだったように思います。

<受験直前の志望校選び>
第一志望校は近年人気が上がり、どの入試回も倍率が跳ね上がっていました。今年度から問題を難化させると学校が発表し、ギリギリ最後まで背伸びしての合格を狙っている私共にとって、正直気が遠くなる、まったく受かる気のしない状況でした。奇跡を祈りつつ、内心では第2、第3志望への進学を受け入れる心の準備をする日々でもありました。

第1志望校と第2志望校をダブル出願し、最終受験校は、過去問の得点、手ごたえ、娘の意志と調子を見極めて1月29日に決めましょうと言われていました。過去問の国語は8割以上得点することもありましたが、算数は間際まで4割から5割程度、国語で超高得点を叩き出し、算数でまぐれが起きれば僅かな可能性があるのか・・・それでも今年は問題が難化するので、過去問は当てにならない・・・と、本当に苦しい気持ちでした。

唯一の希望は年末頃からやる気にグッとスイッチの入った娘の本気度が、良い方に作用していた事です。過度な緊張もなく、遅ればせながらという感じで特に算数は自力で回答に辿り着くことが増えてきました。あぁこれがもう少し早かったら・・・と思いながら1月が過ぎていきました。

<受験当日の精神的サポート>
1月29日、中島先生の判断は明快でした。第1志望校を1日AM、PM、2日AMと受け続けましょうと。親の私は、第2志望校が2回目の受験に10点加点する制度に目がくらみ、特に倍率が跳ね上がる1日PMを第2志望校の受験にスイッチすべきではと考えていました。けれど中島先生は「本人の熱意を考えるとこれ以外の選択肢はない。なんとしても受からせてやりたい」と断言され、私自身もその場で迷いが完全に消えました。

1月31日、受験前日も中島先生の算数特訓を2コマ受け、最後の最後までやり切って
平均倍率6~12倍の第1志望校に挑むことになりました。「難しかった」と娘は言っていましたが、算数の福田先生のご指示どおり、分からなくても最後の最後まで答案用紙を埋めた事、国語の問題は相変わらずとても面白く物語文がワクワクする話で、写真の描写も丁寧に書けたと嬉しそうに報告を受け、逞しく成長したなぁと感慨深く、ここまでやれたのだから良しとしようと感じていました。

<合格発表でまさかの結果に>
1日22時の合格発表では、受かるならここしか無いと賭けていたAMの不合格が先に判明。PMの結果はアクセスの集中でつながらず、翌日の試験の為にも娘を寝かせ、結果はわかっているから確認は明朝でも・・と思い始めていた矢先、PM入試の結果ページに桜🌸が舞いました。
全く予想していなかった事態に、夢ではないかと何度も確認を繰り返し、奇跡が起こったことに驚きと興奮で震え、中島先生に報告する娘は電話口で号泣しました。おそらく中島先生でさえ12倍の高倍率となった1日PMで合格を勝ち取るとは予想されてなかったと思います。

1月29日に中島先生が、第1志望を受け続けることを強く勧めて下さらなかったらこの合格はありませんでした。世の中の受験生が総固めに入る最後の時期、目には見えにくいけれど、娘の力がぐんぐんと伸び、勢いと手ごたえを得ていることを中島先生は見抜いておられたと思います。また良い意味で腹が座り、第1志望に挑む覚悟が固まってきていることも長年の経験から気付いてくださっていました。

<テスティーと歩んだ親子の受験>
秋ごろに模試会場の控室で聞いた講演の中で「中学受験は本番で瞬間最大風速が出れば勝ちなのです」という印象的な言葉がありました。興奮と喜びが少し落ち着くと、あの日娘は熱望した学校の試験会場でまさに瞬間最大風速を出したのだなと思うようになりました。同時期に中島先生からもメールをいただき「あの日しっかり点数を自分で取ってきたんだなと改めて感動している」とお言葉をいただきました。

娘はおそらく本番で過去一番の集中力を発揮し、持てる力の限りを尽くして問題用紙を埋めたと思います。勉強には漏れが多々あり、完成には程遠い状態でしたが、なんとか合格をつかみ取ろうと戦ったのは彼女自身です。本当に頑張った!すごい!!と今も思っています。ただ、瞬間最大風速は決して自分で吹かせたのではなく、大きな団扇でTESTEAのすべての先生方が力の限り後方で風を巻き起こしてくださいました。何度やっても忘れてしまう公式を粘り強く文字通り何回も何回も教えてくださり、最後には自信を与える言葉をたくさんかけ、娘の頑張りを讃えて必ず出来る!!と押し上げてくださいました。娘は熱望していた第1志望校への入学を前に心弾ませる日々を過ごしています。彼女の人生にとってこれがどんなに大きな糧となるかと思うと感謝に堪えません。

娘の受験生活は王道とは大きく異なっていましたが、個性あふれる大学生の先生方が娘のペースと理解に合わせて親身になってくださること。娘の性格と、学生講師の性格をよく熟知した教室長が両者をマッチングし、いつもその経過を見守って、その時に必要な道筋を指示してくださること。これがTESTEAの醍醐味だったと思っています。

講習期間含め多くの先生にお世話になり、自分の7年、8年先の大学生活のリアルにも日々触れさせていただきました。厳しくも楽しい授業をする先生たちご自身が、定期テストやレポートの季節になると真剣に自分の勉強に取り掛かり、単位を落とさないように奮闘する様子。時には大学の専攻について話してくれたり、大学生活やアルバイトを楽しみながら日々過ごしている様子を垣間見ていつも興味深々でした。やや生意気な小6女子にいつも等身大で向き合ってくださった若い先生方の話を私もたくさん聞かされていました。

最後に中島先生がご都合により退職されること大変驚きました。受験の数日前「私も大学生になったらTESTEAでアルバイトをしたいけど、その時に中島先生がいてくれないと困るなぁ~」というセリフを唐突につぶやいていたのが印象的です。(教える側になるつもりでいることが驚きですが・笑) 教室では、入口の正面に陣取っている中島先生が、全ての生徒そして講師が入ってくるたびに「おぅ!●●来たか!」と最大限の親しみを込めて歓迎していた様子が思い起こされます。人間力を大事に育てるというTESTEAの精神を中島先生が体現され自由が丘校の頼れるお父さんでおられたなと感謝に堪えません。

TESTEAでの出会い、お世話になった先生方に心より感謝を申し上げます。

 

■ 福田先生より

算数は苦手な子ほど伸びにくいなと感じます。その点Kさんは先生の言葉を素直に努力した結果が合格へと繋がったと思います。ここで間違えたんだ!と自分で指摘できるようになった姿はとても印象に残っています。

■ 水倉先生より

Kちゃん、合格おめでとう!

そして受験勉強、本当にお疲れさま。

私は直前の冬季講習で国語を担当させていただいたけれど、一つ一つの問の解説が「腑に落ちる」まで、真剣に質問してくれる姿勢に、正直とても感心していました。

自分の現状と、しっかり向き合うこと。

中学受験を経て蓄えたこの力は、きっとこの先、Kちゃんの確かな糧になると思います。

これからの中高生活が、どうか素晴らしいものでありますように。

心から、願っています!

本当におめでとう!!

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