【卒業生インタビュー】普連土学園ってどんな学校？
皆様こんにちは、個別指導塾TESTEA田町校です。
小学生・中学生で受験を控えている方やそのご家族の方々へ、志望校は既にお決まりでしょうか？
東京周辺には魅力的な学校が数多く存在し、選択肢の多さに頭を悩ませるご家庭も多いです。
TESTEAには、様々な経歴を持つ講師が在籍しており、学校情報につきましては格別の自信がございます。東京周辺の学校を卒業した講師から、学校の内情を日々調査している次第です。
そこで今回は、普連土学園中学校・高等学校の出身である講師が学校の魅力についてとことん紹介していきます！
普連土学園はキリスト教にもとづく教育を行う完全中高一貫女子校として知られています，
結論から申し上げますと、普連土学園は素晴らしい学校だと断言できます。
皆様の志望校決定の一助となれば幸いです。ぜひ最後までご覧ください！
【講師（y.k）の自己紹介】
私は、普連土学園の卒業生です。
現在は、中央大学の経済学部経済情報システム学科2年生です。
私は中学受験をして、普連土学園に入学し、大学受験で中央大学に入学しました。
普連土学園はどんな学校？
基本情報
所在地： 〒108-0073 東京都港区三田４丁目１４−１６ 普連土学園 校友会
電話： 03-3451-4616
キリスト教フレンド派に基づく教育を行なっており、落ち着きのある個性的な校舎が特徴です。
フレンド派とは、儀式の簡略化や教職者が不在などキリスト教の中でも少し独特な宗派のことです。
理科の教育に力をいれており、実験が多く行われています。
その回数は中１で年50回、高1で年30回と非常に多く実験を行います。
理系進学率は40パーセント近くとなっており、文系も理系も力をいれている女子校といえます。
英語教育ではオーストラリアの姉妹校への夏期短期留学を実施しており、英語への力も入れていることがわかります。
普連土学園の校風
普連土学園は国内唯一のキリスト教フレンド派の精神に基づく学校となっています。
穏やかで落ち着いた雰囲気の学校ですが、生徒は活発な人が多くいい友人関係が築けることができます。
また、校則に関しては人によって評価が変わりますが概ね普通といえます。
Twitter(X)禁止や寄り道、アルバイトが禁止など少々厳しい面がありますが
髪型などは自由にできるそうで緩いところもあります。
キリスト教の学校は日本に多くありますが、フレンド派はあまり聞き馴染みがないですよね。
フレンド派とは何かを簡単に紹介します。
フレンド派とは？
クエーカー（英: Quaker）は、キリスト教プロテスタントの一派であるキリスト友会（キリストゆうかい、Religious Society of Friends, フレンド派とも）に対する一般的な呼称である。友会は、17世紀にイングランドで設立された宗教団体である。
清教徒革命（イングランド内戦）の中で発生した宗派で、教会の制度化・儀式化に反対し、霊的体験を重んじる[1]。この派の人びとが神秘体験にあって身を震わせる（quake）ことからクエーカー（震える人）と俗称されるようになった。会員自身はこの言葉を使わずに友会徒（Friends）と自称している。クエーカーという名称は、創始者ジョージ・フォックスに対して判事が使った言葉に由来する。(wikipediaより)
儀式が簡略化されており、教職者も不在であるなど他の派閥と比べると独特であるといえます。
普連土学園の施設
「簡素」「温かさ」「落ち着き」「誠実」これらはキリスト教フレンド派の日本唯一の中学校・高等学校として、創立以来120余年に渡って普連土学園が大切にしてきた精神です。
本校舎はこの精神を継承し、既存校舎と調和の取れた落ち着いた建物です。
屋上庭園、バルコニー、ライトコートなど、普連土独特の温かい雰囲気を醸し出す「生徒の語らい場」が随所にあります。 また、落ち着きと静謐（せいひつ）さを保った礼拝専用の施設として静黙室（せいもくしつ）があります。(公式ホームページより)
特徴として挙げられるのは専用の礼拝室があることですね。
礼拝室といっても、フレンド派に合わせたものとなっていて静かに礼拝できるようになっています。
また、図書館はさまざまなジャンルのものが置いてあり勉学に集中できる環境です。
普連土学園の部活動
普連土学園には20前後の部活動があります。
運動部の方が人気で、特に体操部が人気でした。
特別強豪校であるという感じではなく、高3にもなると受験勉強をひたすらやる感じになります。
普連土学園の勉強
中学
年に5回程度、オリジナルテキストを用いた漢字テストがありました。
これは高校以降でも役に立てる内容で
受験でも戦える知識を身につけられるレベルだと感じます。
また、先にも書いた通り実験が多かったです。
みんな主体的にやっていたので、非常にスムーズに取り組むことができました。
そのおかげで楽しいと思える実験が多かったです。
実験の内容は動物の目の解剖など、中学生ではあまりやらない内容もできたのが面白かったです。
実験室は生物，化学，物理のそれぞれ専用の実験室があり、機材も豊富です。
理系も半分くらいいたので、文理関係なく学習を進めることができる環境だと思います。
高校
先生方が教育熱心で、色々なことを教えてくれる環境です。
学校の教員以外にも、駿台予備校からの教師も来ており、学校の先生とは一味違う学習ができたのが楽しかったです。
特に数学では範囲を高校に限らず、時には大学レベルの話まで広げて教えてくださったので理解が深まりました。
また、他の学校にはない点として小論文専任の先生がいました。
小論文の先生が面白い方で、怒らせると怖いのですが、生徒の悩みにきちんと向き合ってくれる優しく明るい先生でした。
学校の授業にプラスする形で小論文の対策を行うことができて、受験対策も行えるのが非常に強いポイントだと感じます。
特定の分野に限らず、ニッチなジャンルまで対応してくださるので幅広い分野の対策ができるのが嬉しい点でした。
ここまでの話からもわかるとおり、どの先生も生徒熱心で勉強も行事も本気でやるそんな方々が多い印象です。
普連土学園の行事面
行事の内容はどれも伝統的で他の学校にないことをしていました。
体育祭では毎年同じダンスを東京武道館で演舞するという内容で、非常に豪華なものになっています。
学園祭はどの生徒もみんな本気で、感動的になるそんな学園祭です。
文化部は高２のこのタイミングで引退するのですが、最後の演奏会等は涙なしにはみることができないと思います。
中高活動は一緒で、6年間同じ部活の人も多いので先輩のことを尊敬している関係柄も多いからこそよかったと言えます。
ほかには合唱コンやドッヂボール大会があり、これらもみんな真剣にやっていました。
また、キリスト系の学校ということもありクリスマスにはイルミネーションを飾ることでお祝いをしています。
そしてフレンド派ならではなのですが、毎朝20分の礼拝をするのが習慣となっており、水曜には20分の沈黙がありました。
沈黙の際は聖書を読んだり、将来のことを考えるなどを目を瞑って考えている人が多かったです。
普連土学園の受験対策
普連土学園の対策の仕方は他の学校と違うと考えています。
算数の出題内容は大学入試を意識されて作られていると感じます。
具体的には共通テストに似ている感じで、部分点もありました。
考え方さえ間違っていなければ点数がもらえるので最後まで解き切るのが重要だと思います。
このような性質があるので、試験対策は過去問を解きまくるのが重要です。
国語に関しては同偏差値の学校に比べレベルが高かった印象があります。
全体的に文量が多く、選択肢の正解が一つだけでなく他の選択肢も部分点が入るなど特殊な形式になっています。
生徒の考え方が出てくる科目でもあり、実際入学してから色々な考え方の子がいたのがよかったなと感じました。
こちらに関してもとにかく過去問を解きまくるのが重要だと思います。
受験勉強におけるマインド面に関してですが、今まで通りやればなんとかなるだろうという精神でやっていました。
また、テスティーの先生にも声をかけてもらったのが大きく、常に前向きに取り組むことができたと感じています。
まとめ
学園生活を経て、生徒が自立かつ協調性が養える環境が普連土にはあると言えます。
一人一人が大切な存在であり、いい方向に向かっていけるそんな学校です。
フレンド派の教えを体現できており、これからの生活の基礎になることを教えてもらえるとてもいい学校だと言えます。
「社会にでてから通用する、真に役立つ力を身に着けてほしい」
テスティーでは、受験勉強というひとつの試練をクリアする過程において、「受験勉強だけで終わらない、一生モノの人間力」を身につけてもらうことを目標としており、それを実現するための教育理念として、以上を掲げています。
ぜひテスティーへの通塾の検討をよろしくお願いいたします！
校舎情報
TESTEA田町校の住所：
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