手書き入力、出来ますか?
竹内先生、オンラインで国語の授業中です。
最近ではアップルペンシルだけでなく、Windowsのパソコンに対応するPCペンもいろいろと登場しているので、様々なデバイスで「手書き」が実現できるようになりました。オンライン授業だけじゃなく、会社でのオンライン資料にメモをするときなど活躍の機会はさまざまにありそうです。
タブレットやパソコンで文字を手書きすることが手軽にできるようになってきた反面、新しい問題も登場し始めています。例えば手のひらをどこまでつけていいのかなど、書き手の技術が要求されるようにもなっているんですね。手元の紙にペンで書く時とあまり変わらないくらいの性能になってきているとはいえ、その少しが大きかったりしますよね。そのうち「オンライン用ペン字講座!」なんていうのも出てきたりするんでしょうか?
でも問題はそれだけじゃないかもしれません。それは「漢字力」です。PCやスマホが普及するにつれて「手書きする機会なんてあまりないよ」「キーボード入力で変換するから漢字は読めればいいよ」という声が大きくなってきていました。実際にこのブログはキーボード入力で書いているので、どんな難しい漢字も簡単に記せてしまうわけです。なんたる僥倖。
しかしどうでしょうか。今よりももっと手軽で、簡単に「手書き入力」ができるようになれば、以前のように「手書きの漢字力」が求められる機会も増えていく可能性がありますよね。小学生の頃は一生懸命勉強させられる漢字も、中学・高校と上がっていくにつれて段々とおろそかになっていくことが多いです。数学や英語が大変になってくることや、国語の中でも古典など覚えることがたくさん出てくるため後回しにされがちなんですね。
これからの世の中、もしかしたら今までよりも「漢字を書けること」の重要性が増していくかもしれません。単なる受験対策というだけでなく、実生活で役に立つ知識として漢字を勉強することの価値が上がっていくとしたらどうしましょう。
大人用の漢字ドリル、ありませんかね?
岡崎