受験を通じて得たものを確認しよう
個別指導塾テスティー塾長の繁田和貴です。
最近は基本的に下高井戸校に毎日来ております。
さて、受験シーズン真っただ中です。
今年の合格実績は以下に掲載しております。
コチラ→TESTEA2020年度合格実績
日々更新中です。
がんばれ受験生!!
さて、ここでは現在すべて結果の出そろった中学受験について話をします。
今年もまたたくさんのドラマがありました。
中学受験は第一志望に合格する子が3~
ある意味では「不合格はあたりまえ」です。
これをポジティブにとらえれば、
「あたりまえのことなんかで落ち込まず、
と考えることもできる一方で、
ネガティブにとらえると、
「またダメだった…」
の連続で気分が落ち込むことになってしまいます。
ポジティブにとらえたいものですね。
なかなか体験記として公開したりできるものではないですが、
私は個人的には「不合格」
誰かのサクセスストーリーを見聞きするときに、
初めから最後まで順風満帆だったような話には、
感心こそすれ感動はできません。
艱難辛苦を乗り越え、
数々の失敗から学び、
最後に成功に至る。
そういったストーリーにこそ人は感動するものです。
そう考えると、
失敗は失敗で終わるからこそ失敗なのです。(
まだ終わっていないのであれば、
今目の前にある失敗は、
もちろん、中学受験は人生の中のほんの序章です。
ここで終わりという子は1人もいません。
中学受験で大多数を占める不合格という小さな失敗を経験した子た
ここから人生というストーリーが感動的なものになるように、
この経験を活かしていってもらいたいと思っています。
この経験を子どもが活かせるようにするために、
親御さんにお願いしたいことがあります。
それは、お子さんの成長した点を、お子さん自身に教えてあげることです。
大人も子どもも、
親戚の子に久しぶりに会うと「大きくなったな!」と思いますが、
毎日見ている我が子に対してそう思うことって無いですよね?
まして子ども自身は、
それと同じで、親も子も、
子どもが今できることは昔からずっとできたように感じてしまいま
どれだけの成長をしたかはわかりにくいのです。
ですが、ここで気持ちをリセットして、
受験をさせようかと考えたときに、
「
と不安になりませんでしたか?
途中で受験を断念してやめていく子も多い中で、
最後までたどり着くのは決して「できてあたりまえ」
「頑張ってできるようになったこと」であり、お子さんの「成長した点」です。
そのことを教えてあげて、
頑張った結果成長できたことに気付かせてあげてください。
それが次の頑張りにつながります。
ちなみにこれは中学受験に限った話ではありません。
高校受験や大学受験でも言えることです。
不合格を経験した時、子ども自身が「不合格=他の子に負けた」「
「頑張った結果良いこと(成長)があった」
以前より長時間勉強に耐えられるようになったこと、
自分の苦手なところを克服するために努力できるようになったこと
嫌いだった解き直しをするようになったこと、
スケジュールを立てられるようになったこと、、、
などなど、典型的なものをいくつか挙げてみました。
お子さんに当てはまらないものもあるかもしれ
どれかは当てはまるものがあることでしょう。
また、ここに無いもので、
ぜひ、受験を通じて得た、
そういったお子さんの成長を確認してみてください。
そして、もしこの受験がなかったら。
果たしてそういった変化はあったかどうかも考えてみてください。
合否の結果よりも、
お子さんの中にどれだけそういった成長が残るかが、
受験をすることの本当の価値だと思います。
そして、その先の人生でさらなる上積みをしていきましょう。
そのために、受験を通じて得たものの確認を、今のうちにぜひしてみてくださいね。