【現役外語大生と対談】 中学受験成功の秘訣は母親の〇〇な姿勢だった!
中学受験成功の秘訣は母親の〇〇という姿勢にある!
こんにちは個別指導塾テスティーです。今回は久我山校で活躍中の、公立中高一貫校出身で現在東京外国語大学2年生の梅川先生と、塾長の繁田先生との対談の様子をご紹介します。この対談は公式YouTube チャンネルにありますのでそちらもぜひご覧ください。梅川先生は中学受験を経験して中高一貫校に通い、現在東京外国語大学に通っています。受験で成功するために母親がどう接すればいいのか詳しく教えてくれているのでぜひ最後までご覧ください!
目次
第一部 子が受験に成功する母親の特徴
第二部 子どもが挫折しそうな時の母親の理想の対応
●第一部 子どもが受験に成功する母親の特徴
子どもが中学受験に成功する母親の特徴1.子どもの意見を尊重する
繁田塾長:受験の時にお母さんにしてもらって良かったこととか助かったこと嬉しかったこと、この後ちょっとざっくりと聞いていきたいんですけど、思い出に残ってることってどんなのありますか?
梅川先生:私の母は基本的に放任主義なのですごく私の意見を尊重してくれていたところは本当に助かったなと思っています。
繁田塾長:うん、放任主義っていうとちょっとあれだけれども、尊重してくれたってことだよね。
梅川先生:はい、見守ってくれていたというか、まず受験をするというのも最初自分で決断したので最初母は反対していたんですが、自分の人生は自分で決めてほしいというのが大きかったみたいで、それからはやっぱり私がこういう学校に行きたいとか、こんなことをしてみたいっていうものをちゃんと尊重して塾選びをしてくれたり学校選びをしてくれたのが記憶に残っています。
繁田塾長:全然放任じゃないじゃん(笑)それは放任じゃなくて意思を尊重してくれる素晴らしいお母さんですね。じゃあ梅川先生がやりたいと言ったことを尊重してくれているということだね。それめちゃめちゃ嬉しいね。でも中学受験を自分でやるって決めるって結構珍しいかな、と思ってて、大体中学受験ってなんとなく親が子どもをやる方向に導いて子どもも自然と乗せられてるってパターンが多いと思うんだけど、自分でやろうって思えたきっかけがあったの?
梅川先生:きっかけは、私が小学生の頃通っていた英会話教室でした。小学1年生からず受験期に入る前までずっと勉強してたんですけど、そこに中学受験のポスターが飾られていて、最初はもう本当好奇心で、中学受験なんていうものがあるのか、という感じで興味を持って、母に言ったのが1番最初でした。
繁田塾長:なるほどね。ポスターを見てだったんだ。
梅川先生:でもやっぱり母はあまり中学受験に詳しいタイプではなかったので最初はそんなわからないものを言われても、という感じですごく困惑していたんですけど、その後結構私が本気に考え始めて小学校の先生とかに話を聞きに行ったら、先生が当時から英語が好きだった私に英語に特化している学校を進めてくれてさらに本気度が高まりました。そして自分から母にプレゼンをしてここを受けさせてほしいと伝えました。
繁田塾長:なるほどですね。これをよくある話に置き換えるとですね、友達が塾に行ってるから私も行きたい、僕も行きたいってパターンって結構あると思うんですね。そういった時に親御さんは子どもの意見を尊重してあげることが大事かなって思いますね。子どもがどっかから何かきっかけを得てやりたいと思った時に、それを肯定してあげるか、それとも「いやいやそんなのなんて」っていうのかって後々子どもが何かやりたいと思った時にそれを言い出せるか言い出せないかに関わってくると思うんですよね。あとこれ塾だけじゃなくて習い事とかにも言えることかなという風に思います。もちろんご予算とかの関係もあると思うのでそこは考えなきゃいけないんですけれども、子どもが「これやりたい」っていう気持ちはなるべく尊重してあげて、まずはやらせてあげる。それで途中で挫折することもあるかもしれないんだけど、自分でやりたいと言い出したことについてやるという経験を経て子どもは大人になっていくと思うのでね、それはもう塾に限らずおすすめかなと思います。
子どもが中学受験に成功する母親の特徴2.日常のさりげないやさしさ
繁田塾長:他になんかエピソードあるそうですね
梅川先生:やっぱり日常の小さな優しさっていうのは当時は気づかなかったけど今はすごくありがたいことだったなと思います。
繁田塾長:日常の小さな優しさね。ますます放任じゃない感じがしてきましたね(笑)遠くから見守ってくれてるという感じですかね。
梅川先生:そうですね、やっぱり塾への送り迎えとかお弁当を用意してくれていたりだとか普段日常からコミュニケーションをすごく大切にしてくれる母だったので、塾でこんなことがあったよとか、成績がこうだったよとか、そういうのも1つ1つ話を聞いてくれましたね。まあ私がすごく主張が激しい子どもだったのでそれに対して何か強く怒ったりとかすることはなくただただ聞いて、でも次頑張れば大丈夫だよとかあなたなら大丈夫って言ってくれたのがすごく大きかったなと思います。
子どもが中学受験に成功する母親の特徴3.子どもの決断を待つ
繁田塾長:うん、完全に理想的なお母さんですね。そっか、じゃあ梅川先生の意思を尊重してくれた上で話をちゃんと聞いてくれて背中を押してくれてと、文句の付けどころがないですね。まあでもね、中学受験をやる過程では、特に6年生になったら大変なこともあったんじゃないかなと思うんだけど、なんかその時のエピソードってありますか?
梅川先生:私が小学6年生の11月頃、受験直前になって受験をやめようかなって悩んだ時があったんですね。まあ成績に伸び悩んだっていうのとか、まなんとなく本当に友達と離れるのが嫌だな、とか思ったりで、自暴自棄になるといった時期がありました。でも私の母はやっぱり私の意見を尊重してくれるっていうところがあったのでずっと私の決断を待って話を聞いてくれていたんですね。
繁田塾長:待ってくれたのね。「あんたがやりたいって言い出したんじゃないの」とかって詰めたりすることなく?
梅川先生:そうです。やっぱり、「今まで塾行っていたのに」とか「勉強頑張ってきたのに」とかっていうのが普通かなと思うんですけど、それがなくて、私の母はずっと私の意見を聞いて待ってくれて、最終的にはやっぱり受けるって言ったことに対して、「よし、そしたらこれからさらに頑張っていこう」って言って親子2人でまた頑張り始めたという感じで合格までいきましたね。
繁田塾長:なるほどね。6年生の何月頃にどれぐらいの期間そういう沈んでる時期だったの?
梅川先生:11月あたりに1ヶ月ぐらいはかなり沈んでましたね。
繁田塾長:11月に1ヶ月ってもうね普通待てないですね。100日切ってますよって時に1ヶ月はなかなだと思うんけど、そこを待ってくれたんだ。いや、これは結構難しい部分もあると思うんですねやっぱりお母さんもねその時期になるともうここまで来たんだから、って気持ちは人間だから当然あります。「なんとかしてこの子をもう1回勉強させよう」ってなってしまうんですけど、こういった形でアプローチをしてあげるっていうのも本人が自発的にやりたいと思うきっかけになるかもしれませんから参考になる話かなという風に思います。親から感情的になって「もうここまで来たんだからもったいない」みたいな言い方をするのはあまりプラスにならないパターンが多いので、そこは今回の話から教訓としておいてもらえればなという風に思います。
子どもが中学受験に成功する母親の特徴4.「やれ」じゃなくて「やろう」
繁田塾長:お母さんに勉強で具体的になんかサポートしてもらった話とかってある?
梅川先生:そうですね、私結構計画が自分で立てられるタイプだったんですよね。自分でスケジューリングしてお母さんはサポートして見守ってるだけで、これが大切とかこれは大丈夫とかは自分でかなり判断していたタイプだったので。
繁田塾長:理想的な娘ですね(笑)でも中学受験ってやっぱり親が関わってなんとかなる部分ってあると思うんだよね。
梅川先生:1つあります。私すごく作文が苦手だったんですね。文章を書くのが苦手だったのでやっぱり記述問題に伸び悩んでた時期があったんですけど、そんな時、母に新聞を読みなさいっていうのだけは言われてました。
繁田塾長:なるほど、見守ってくれていたお母さんでもついに新聞は読みなさい、という感じだったんですね。そこはもう、ちゃんとやらされていた、みたいな感じ?
梅川先生:いや、毎朝私が起きてきたら一言「新聞届いてるよ」って言われてました。そう言われて、元々新聞とか読まないタイプだったんですけど、あまり口を出してこない母がこの一言だけは言ってきてたのでさすがにやばい!と思って新聞を読むようになって、それがかなり文章力の向上に繋がったんじゃないかなと思います。
繁田塾長:なるほどね。まあ「読みなさい」って言われたらまちょっと嫌だかもしれないけど「届いてるよ」みたいな形で言われたわけだね。やっぱりその強制するんじゃなくて基本的には見守ってあげて「こういう風にやったらいいよね」みたいな「一緒にやろうよ」とか「頑張ったらいいよね」、みたいな形でこうLet’sの姿勢ですね。「やれ」っていう命令系よりも「よし一緒にやろう」みたいな姿勢がお父さん、お母さんの声かけとしては大事なんじゃないかなっていう風に今の話からも思います。
子どもが中学受験に成功する母親の特徴5.子どもの特徴に合わせて柔軟に対応する
繁田塾長:でも梅川先生の話を聞いてると、梅川先生が結構こうお母さんが待つことによってそれに答えてやれる子だったからいいんじゃないのと、私だって待てるもんなら待ちたいわと、でもうちの息子全然やらないのよ、って嘆いてる人が画面の向こうにいそうな気がするんだけど、兄弟とかっている?
梅川先生:ちなみに兄がいるんですけど、兄はもうまるで私とは正反対のタイプだったらしいんですですね。なので兄に対しては母の方から何かを提案するといったこともやっていたそうなんですけど、私はとにかく小さい頃からもう口数も多いし色々と自分ではっきりと言うタイプだったのでそこは母が判断してこの子は話をちゃんと聞いてあげる方がいいのかな、と思ったっていうのは後々エピソードとして聞いたことがあります。
繁田塾長:なるほどね。じゃあやっぱりお母さんの方で対応変えていたわけだね。子どもがこれやりたいって言った時にそれよりも親がやりたいことを優先しちゃうことって結構あるんですけど、それをしてしまうと子どもが反発したりだったりとか親に言われたことだから別に自分が続けられなくてもいいって言い訳をしちゃったりとか、そういう風なことになってしまいがちなんですが、子どもがやりたいって言ったことはまずは尊重するっていうのは大前提にしておくことによって5年生6年生になって自分で受験勉強やりたいとか、計画立ててやれるとか、そういった子に育っていく土台が作られるんじゃないかなっていうような気づきがこの話の中でありました。ちなみにお兄さんはお母さんからこれやるようにって形で言われてく中でまた成長ありましたか?
梅川先生:兄は、提案されてまず一旦やってみる、っていうタイプだったみたいなんですね。なので一旦やってみてその中から得意不得意を見つけていって自分の中でこれがいいな、好きだな、って思ったものを追求していく感じで、勉強もそうですし習い事の成績なんかも伸ばしていったと話を聞いたことがあります。
繁田塾長:なるほどですね。やっぱりお子さんのタイプによって親からの働きかけを変えることの大切さが今回話の中には詰まっていたんじゃないかなという風に思います。自分から積極的にやろうという子についてはその子の意思をなるべく尊重してあげてその子がやりたいっていったことを伸ばして、やると言わない子については親の方からいくつかボールを投げてあげて本人が受け取ったボールを尊重してあげるということは大切ということですね。
前編の対談の様子はこちらのYouTubeで見ることができます!
●第二部 子どもが挫折しそうな時の母親の理想の対応
中学受験で挫折しそうな時の親の対応1.子どもが再開するまで待つ
個別指導塾">繁田塾長:中学受験をやっていく中で、やっぱり大変なエピソードもきっとあったんじゃないかと思うんですよね。そんな時お母さんはどう関わってくれたのか、そんな話も第二部では聞いていきたいと思うんですけれども、中学受験自分でやれた梅川先生でも大変なった時あったよね?
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個別指導塾">梅川先生:先ほどもお話したんですけれど、小学6年生の秋に受験をちょっとやめようかなって悩んでしまった時期がありました。その時母は私の意見を私が答えを出すまで待ってくれたとは言ったんですけど、その中でたくさん話し合いをしたり、もちろん喧嘩もしたりなんていう感じで、母から意見を押し付けるとかってことはなかったのですがちゃんとコミュニケーションは取っていました。私が11月に受験をやめようかなって思ってしまった理由としては、ちょっと単純に疲れてしまったとかちょっと勉強もういいかななんていう考えからだったんですよね。ちょっと甘えてしまったっていうのが大きかったのかなって今は思います。
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個別指導塾">繁田塾長:まあ大変ですからね小学6年生の秋ともなったらもうプレッシャーもかかるしやることも多いし小学生なら嫌と思うのは当然だと思います。
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個別指導塾">梅川先生:母も待ってくれたとは言ったのですがまそんな理由で受験を辞めるなんていうのはもちろん良くないことだと思うので、しっかり話し合いをしてくれました。その時に母は受験をやめなさいとか、受験をしなさいっていうことはもちろん言わず、ただ「本当にその理由で受験をやめるのか、それでいいのか、自分は後悔ないのか、そこをちゃんと考えなさい」と一貫してずっと言っていました。
繁田塾長:なるほど、あきらめないでやりなさい、というよりも問を与えてくれていたわけですね。ここ結構ポイントで、「ここまで来たんだから諦めないで、いいからやりなさい」とかって言い方すると反発することが予想されますよね。「ここでやめていいの?」って感じの問を待ちながら投げかけてくれていたことですね。
梅川先生:はい。母からそうやって言われたこともあって、ちゃんと自分で考える機会を得られたというか、その重要性に気づけたっていうのは受験をしようっていう決断をできたことに大きく影響したのかなと思います。
繁田塾長:うんうん、中学受験では結局本人の気持ちが乗らなければいい形にはならないと思うのでね。そういったところで親から強制するのではなく、考えるきっかけを与えることが大事だよね。その結果もしかしたら梅川先生が復活するんじゃなくってもうやらないって決めちゃうかもしれないけど、それを詰めるわけではなくね。それも含めて本人の決断を大事にするのはなかなか難しいかもしれないですけど、それぐらい親が覚悟を決めていると意外とお子さんって「やろう、やっぱりここまでやってきたのにもったいない」ってなるんですよね。
梅川先生:やっぱり、母が強制しなかったっていうのは私としても受験をしようっていう決断できたことに大きく影響したのかなと思って、そこで「やりなさいやりなさい」って言われると、まあなんとなく反抗する気持ちが大きくなっていたかもなって思うんですよね。でもやっぱりこれだけ話したことで、母に感謝の気持ちが生まれてきて、やはりそれで受験をしようと自分で腹をくることができたのかなと思います。
中学受験で挫折しそうな時の親の対応2.親は一喜一憂しない
繁田塾長:そうなんですね。他に何かお話ありますか?
梅川先生:はい。私が通っていた塾がテストの結果が張り出されたりする塾で、自分の順位がはっきりと他の子と比較して見れてしまうので、成績が上がってたら嬉しいし下がってるとめちゃめちゃ悔しかったですね。特に私が負けず嫌いだったっていうこともあってやっぱり成績が下がった時はかなり落ち込んだので、やっぱり母に成績が下がってた、どうしよう、とかって言って話をすることも多かったんですね。そんな時に私の母は成績が上がったら一緒に喜んでよかったね、次も頑張ろうね、って言ってくれるし、もしも成績が下がってしまって私が落ち込んだら一緒に落ち込んで、でも次に向かってまた頑張っていけば大丈夫だよって一言言ってくれたっていうのがあって、母の対応って楽観的すぎずそして厳しすぎずといった感じだったので私自身一喜一憂してたんですけど感情にそこまで支配されることなく成績を現実的に見ることができていたんじゃないかなと思います。
繁田塾長:なるほどね。今の話の中で、お母さんが試験が良かった時にお母さんが一緒に喜んでくれたと、これはいいと思います。悪かった時にお母さんが悲しんだって言うんですけど、これお母さん多分悲しんだというよりも共感してくれたと思います。これはすごく大きなポイントですね。毎回お母さんも本気で一喜一憂してるとこれってあんまり良いことにならないんですね。悪かった場合に逆に怒ってしまって「何この結果は?」ってなっちゃう場合もあるので。でも子どもが悲しんでる、悔しがってるってことに親が気づいてあげて、「その気持ちを私も分かってる、私も悔しい、でも次どうしたらもっと良くなれるかな?」みたいな形に持っていくってのはすごく大事な関わり方で、これができるだけで本人ってその悪かった点数に対して過度に落胆することなく前に向かって進んででいくことができると思うんですよね。だから最後に言ったような、「楽観的すぎないけど厳しすぎもない」というところってのはすごくバランスの取れた形かなと思います。ポイントは、感情的になるんじゃなくて親はテストの結果が悪いのを見た時に、子どもが感情的に一喜一憂していても、いったんその感情は置いといて子どもに対しどういう声かけをしたらいいのか、この事実を受け止めてどうやって次に活かしたらいいのか、どうやってこの1ヶ月間の反省をして次に活かせばいいのかなってところに意識を向けさせることだと思うんですよね。
中学受験で挫折しそうな時の親の対応3.困ったら塾に相談
繁田塾長:じゃあ、振り返りテストの振り返りとか手伝ってくれたりはした?
梅川先生:そうですね、私の母も一緒に成績を見て「これができなかったね」とか、「ここは伸びてたね」とか振り返りっていうのは一緒にやってくれました。ですけど私の母もすごく受験に詳しいタイプではなかったので、やっぱりじゃあここができなかったから次どうするかってなった時に私も母も2人でちょっと悩んでしまったんですね。そういった時は2人で塾の先生に相談しに行ったりとかして「具体的にこんなことをした方がいいよ」とか、「こういうところができていないからこんな問題集で対策した方がいいよ」とか具体的な対策の方法を聞きに行ったりとかしていました。
繁田塾長:なるほどですね。困った時は塾の先生っていうのも大事かなという風に思っていて、今ネット上にもういろんな情報流れてますよね。いろんな情報が流れてきてそれで結構焦ってしまったり、他の人のいい情報ばっかり見てしまって「うちの子は相対的にダメかもしれない…」って思っちゃうお母さん結構いると思うんですけど、冷静さを欠きそうになった時ほど塾の先生に聞いて改めて冷静になるってはすごく大事かなと思います。梅川先生の話を聞いて、すごい素直なお母さんなのかな、という風に思います。親は、いろいろ情報を持っちゃうとそれにこだわってこのやり方が正しいんだってなっちゃうパターンがあるんですけど、お母さんが今まで中学受験を親として指導した経験ってせいぜい2人ぐらいだと思うんですけど、塾の先生ってねもっともっといろんな生徒を見てきてるのでねそこはきちんと相談するっていうのは自分自身の気持ちを落ち着けるって意味でも良いんじゃないかなという風に思います。
中学受験で挫折しそうな時の親の対応4.反抗期こそ子どもの話をしっかり聞く
繁田塾長:こう全体的にやっぱ梅川先生とねお母さんすごくいい親子関係でね梅川先生も大人だしお母さんもすごく素直に人のアドバイスを聞いて娘の話も聞けてってお母さんだと思うんだけど、喧嘩とかしなかったの反抗期とかなかった?
梅川先生:中学生に入ってからはもうめちゃめちゃ反抗しました。その時は、感情のぶつけ合いみたいな喧嘩がかなり多かったですね。私もこう結構いろいろ言って、私の母も我慢できなくなってそれに対して何か言ってみたいな感じで感情がぶつかり合うというか、性格的に合わないところはがっつりぶつけ合うっていうのが反抗期の時に分かったことですね。自分で言うのもなんですけど、反抗期の時に子どもが変わっていくっていうのは難しいじゃないですか。母はそれに対して「この子は反抗期で、かなり主張も激しい子だ」っていうのにちゃんと気づいてくれて、今となっては本当に申し訳ないなと思うんですけど、自分の感情を一旦止めて私が反抗期ですごく主張することをとにかく聞いていたっていうのは言ってましたね。
繁田塾長:素晴らしいお母さんですね。なるほどね、終始お母さんが大人になってくれてるということですよね。感情的になってしまうことは人間だからあるんだけれど、子どもの反抗期ってのはもうしょうがないんだということを悟って、そしてお母さんが一歩引いてみてくれていたと。やっぱりね、子どもの変化に気づいてそして待つということがいかに大事かということですよね。
繁田塾長:梅川先生あの前編後編にわたって貴重なお話ありがとうございました。非常に良い親子関係が築けているんですけど、そのポイントはやはり「待つ」ということですね。なかなか難しい場合もあると思うんですけども、是非参考にしていただければと思います。
後編の対談の様子はこちらのYouTubeで見ることができます!
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