西永福校ブログ

【中学受験】国語の伸ばし方~語彙力①~

こんにちは!

西永福・浜田山の個別指導塾テスティーの庄司です。

今回は前々回に引き続き、中学受験の国語について、中牧先生に話してもらいます。

以前の記事はこちらです。

https://testea.net/school/nishieifuku/blog-ne/post-2002/

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こんにちは、中牧です。
前回は肝心な話の所でお預けにしてしまったので、今回はしっかりと書きますよ!

 

先ずは保護者さまからの相談をもう一度確認しますね

「先生、うちの子、語彙力がないんですよ~本も読まないし、学校での漢字の課題もちゃんとやってないみたいで・・・社会でも、そういう語彙力の無さが影響しちゃっているのか、最近成績が下がっているんです~国語の成績なんてもう目も当てられない・・・どうすればいいですかね?」

 

こちらの相談に、“四年生、五年生”を対象に解答を出すというのが、今回のブログの内容です

解答を出すために、一つだけ、定義しておきたいものがあります。
それは“語彙力”です。
語彙力って何だと思いますか?おそらくこの質問をされた時に、
“語彙の数”じゃないかな?と考える人は多いと思います。
確かに“数”は大事ですよね、ただ数だけでは“力”にはならない

 

語彙力=数だと考える学校の先生や塾の講師は
「本を読みましょう」とか
「新聞を読みましょう」と助言するでしょう
この助言は、何の栄養にもなりません

 

誤解を生まないように先に伝えておきますが読書も新聞を読むことも決してマイナスにはなりません
ただし効率的でもありません
そもそも語彙力がないと感じた理由は、本を“主体的に”読まないからですよね?
そうした子に、主体性を望むような「本を読みましょう」という助言は、何の効果もありません。

 

では“語彙力”とはどういう能力であって、
どういう学習が“語彙力”を鍛えてくれるのかと言いますと
以下の3つがテスティーの“文学的文章の読解”に必要な“語彙力”の定義です
1.語句の意味
2.慣用句
3.心情語
1・2は3の“心情語”に繋げるためにあります

 

小学四年生、五年生だと「物語」「小説」といった文学的文章が説明的文章より多く出題されるので、
文学的文章でしっかりと点数をとるためにも上記の3つが必要になります
「四字熟語」や「故事成語」や「ことわざ」は、読解に必要な知識なのではなく、
知識問題に対応するためのものなので、学習の優先順位がかなり低くなります

さて、文学的文章の“語彙力”を定義したので、
次は1~3のそれぞれの説明と、鍛え方を説明しますね

 

〈語句の意味〉
こちらは、例を出した方がわかりやすいと思うので、例からいきます
「いぶかしそうに辺りを見回す」
この“いぶかしそうに”のような「難しい言い回し」や「外来語」、「擬態語」などが語句の意味に該当します。
どうしてこれらが心情語に繋がるかと言いますと、
“いぶかしむ”は“不審に思う”という意味ですが、
これは心に周りへの“疑いの気持ち”がある時に使うものなので、
“不信感”という心情語に繋がっています。
この意味を例えば“慌てて咳き込む”といった意味に捉えてしまうと、
文学的文章においての心情を捉えること、その変化、人間関係、人物の性格の読解は成り立たなくなってしまいます。

 

では、この語句の意味を鍛えるためには、どうすればいいかと言いますと
下の教材がおすすめです
・旺文社『でる順過去問 ことわざ・語句・文法』の「でる順2位」(p.32~)
・四谷大塚『四科のまとめ』の「語句の意味・用法」(p.149~)

 

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自分が指導する場合は、『四科のまとめ』を使用して以下の手順をとります
1.『四科のまとめ』のレベルA1~A3までを解答と一緒にコピーして渡し、赤ペンで解答を埋めてきてもらいます
2.毎週、A1~A3のどれかをランダムで出題し、3分で解答を出し満点で合格という形式でテストをします
3.A1~A3の満点が続く時に、レベルB1~B3をAの時と同じ流れで実施します
4.B1~B3の満点が続く時に、レベルA、レベルBの残りの問題を渡します
ここら辺で「語句の意味」の説明は切り上げますね

 

DSC_0193

 

〈慣用句〉
次に慣用句ですが、これは
昔から使い慣らされ、二つ以上の言葉が一緒になり、
元の意味を離れて、全体としてある一定の意味を表す言葉のことです

例えば、「足を洗う(よくない仕事をきっぱりやめる)」という慣用句を元の意味で捉えると、
お風呂場などで足をゴシゴシ洗うという状態になるでしょうね、この時、読解は成り立たないでしょう

慣用句も「語句の意味」と同じように「心情語」と結びつくことが多いので、
文学的文章の読解に必須のものです。

 

こちらのおすすめ教材も
・旺文社『でる順過去問 ことわざ・語句・文法』の「でる順1位」(p.10~)
・四谷大塚『四科のまとめ』の「慣用句」(p.132~)

これまた自分が授業する際は、『四科のまとめ』を使用して以下の流れをとります
1.合計6ページあるので、1週間に1ページ、解答と一緒にコピーして渡し、解答を埋めてきてもらいます
2. 毎週、ページの上部か下部のどちらかをランダムで出題し、3分で解答を出し満点で合格という形式でテストをします
3.3ヶ月かけて2周し、テストで満点が続き、定着している場合は、3ヶ月でやめます
→定着していない場合は、6週間継続してテストをします

 

「語句の意味」と「慣用句」をかなりの質でやっておくと、
文学的文章の読解の下地が固まって、読解の抵抗感も薄らぎますし、何より解ける問題も増えてきます

 

さて、それでは最後に一番大切な心情語についてですが、
既にここまでで2000字近く書いてしまったので、またまた次回にしますね!

 

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