【2022年度卒業生が語る】東京都立西高等学校
杉並区西永福の個別指導塾テスティー西永福校です。
今回は西永福校に在籍している講師の前田先生に出身校である東京都立西高等学校について紹介していただきました。
東京都立西高等学校への入学を検討されている方の参考になれば幸いです。
こんにちは、講師の前田です。
皆様、はじめまして。
ここでは母校である都立西高校について紹介していきたいと思います。
①基本情報
都立西高校は杉並区にある高校で、最寄り駅は京王井の頭線の久我山駅です。学校の周りに遊べるような場所はないですが、スーパー、お菓子屋さん、コンビニなどが近くにあります。そのため、食料調達には不便しません。
よく日比谷高校、国立高校と比較されますが、どちらの高校よりも、自由な校風で、変わっている人が多いというイメージがあるようです。実際、自由というのはすごく当てはまっているような気がします。上履きを履く、くらいの決まりしか存在していません。また、やりたいことはやればいいというようなスタンスで先生方もサポートしてくださるような環境でした。生徒の自主性を重んじる、そんな校風です。変わっている人が多いかについてはよくわからないです。
②行事について
行事に関しては、クラスマッチについてお話したいと思います。運動会、文化祭(西高校では記念祭)は基本的にどの高校もあると思うので…。年に2回開催されるクラスマッチは、クラス対抗で行われる球技大会+αみたいなものです。1〜2週間、午後の授業後に行われ、その間は短縮授業となります。種目は卓球やバスケ、バレーボールなどの球技が中心ではあります。が、駅伝や大縄、百人一首といったものもあります。また、なんといってもクラス全員参加の美化採点は物凄く盛り上がるというか、、、あの時期だけ教室がとても綺麗になります。埃一つ落ちていても減点と採点はかなり厳しめ。そのため、今冷静に考えてみるとなぜあんなにも真剣に掃除と向き合っていたのか疑問に思うくらい、皆真面目に教室掃除に勤しんでいました。
③部活動について
部活動も盛んな点も西高ならではでないかと思います。強い部活が多い、ということは残念ながら都立高校なのでありませんが、数はすごく多いと思います。部活などの掛け持ちは当たり前という感じで、私自身、部活、同好会、サークルを4つ掛け持ちしていました。中には、よくわからないサークルがあったり、地域性に富んだサークルがあったり。個性が溢れていて、所属していなくても面白いなと感じるものもあります。活動内容については、記念祭での展示などで知ることができるので、どんなサークルがあるのか知りたいと思った方は、ぜひ記念祭にいらしてください。
④授業について
最後に授業についてですが、教師陣も個性的な方が多いです。国語科なのに常に白衣を着ている先生がいたり、世界史なのにテストの出題が英語であったり。クセが強いなと感じることは多々あります。ですが、そんな中でも、先生方はしっかりとした濃い授業を行なってくださいます。何よりも、先生方の西高への愛が強いです。西高ならではの課題もあります。それにより、身内でしか伝わらないであろうLINEスタンプなんかも存在しています。
たくさんの個性を尊重しつつ、協調する。そんな暖かい場が西高には多くあると思います。少しでもいいなと思った方は、ぜひ都立西高校への進学を選択肢に入れてみてください。
閲覧ありがとうございました。