久我山校ブログ

受験生の夏休みの過ごし方

こんにちは、講師の足立です。

7月に入り、受験生にとっては勝負の季節が近づいていますが、この夏の計画は順調に進んでいますでしょうか。

今回は、受験生の夏休みの過ごし方について書きたいと思います。

 

夏休みは正課授業のある1学期と違い、毎日の学習計画を自分で立てることが出来ます。

どの科目をいつ勉強するのかはもちろん、その科目の中でどの単元を勉強するのか、模試の復習をするのかなど、細かいところまで自分で自由に決めることができます。

しかしだからこそ、質と量の両面で計画の立て方が重要になってきます。

 

①まず質についてです。

夏休みを大局的に見た時に、なんとなく「古典文法を完璧にする」「電磁気の演習をする」などという目標を立ててしまうのは危険です。

なぜなら、あまりに抽象的な目標は達成できたかどうか評価することが難しいからです。

それよりも、「文法問題集で解けない問題が一問も無いようにする」「電磁気の分野を3周解く」といったより

具体的な目標を決めた方が、最後に達成できたかチェックしやすく、また毎日の学習のプランニングにも役立ちます。

こういった夏休みの間に達成しておきたい具体的な目標を各科目ごとに列挙します。

さらにその中で優先順位を決め、どの内容を優先的に学習するのかを明確にすることも重要です。

 

②次に量について。

夏休みは無限に勉強時間が確保できると考えている人が時々いますが、それは大きな間違いです。

1日自由に使えるとしても、そのうち8時間は睡眠、2時間は食事や入浴に使うとして、勉強できるのは全部で14時間。

国公立大学の受験生で5科目勉強時間が必要な場合、単純計算で1科目に避ける時間は3時間を切ります。

その中で例えば英語なら読解・リスニング・英作文、理科なら物理、化学などがあるので、それぞれに避ける時間は1時間以下になってしまいます。

だからこそ、学校の授業のように自分で時間割を立てることが大切です。

どの科目・内容を1日何時間勉強するのかを決め、さらにそれを何時から何時までするのかまで細かく決めましょう。

短い時間で勉強を区切ることでメリハリをつけることも出来ますし、いい緊張感を持つことも出来ます。

 

 

受験生のみなさんが考えるより、夏休みはずっと短いです。

想像以上にできることは限られています。

だからこそ、綿密な計画を立て後悔のない夏を過ごすことが大切です。

この夏でみなさんが大きく成長できることをお祈りしています。

 

 

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