英語長文の勉強法とは【長文読解が苦手な受験生必見】
【目次】
①英語長文が苦手な理由
②英語長文おすすめ勉強法
【はじめに】
こんにちは!私は東京外国語大学に通うテスティー講師です!!
今回は、英語長文の勉強法についてご紹介したいと思います。
本記事は、大学受験における英語長文問題が苦手な学生必見の記事となっています!!
皆さんの英語長文に関する悩みを解決していきます!
①英語の長文が苦手な理由
❶英語の長文に書かれている内容がわからない
まず、単語や文法などの基本的な知識が不足していて、本文の内容が理解できない可能性があります。
例えば、英文を読んでみて、意味がわからない単語が10語以上出てくる。見たことが無い英文法が5個以上ある。2回精読しても内容がわからない。という学生は、この知識不足が原因です。
この場合、まずは英語の基礎となる部分を固めるインプットの勉強を増やす必要があります。
❷英語の長文を読むスピードが遅い
これは、英語を理解する力はあっても、読むことに慣れていないため、時間内に読み終えられないという可能性です。
学校のテストや模試で、いつも時間内に終わらず点数を落としてしまっている学生は、この速読力の欠如が原因です。
この場合、長文演習といったアウトプットの勉強を増やす必要があります。
②英語長文おすすめ勉強法
〈英語の長文に書かれている内容がわからない学生向け〉
まず、そもそもの英語力を上げる勉強法を説明します。
→英語長文勉強法❶単語量を増やす
まず、英語の長文に使われている単語を理解するために、持っている単語量を増やすことが重要です。
英単語の覚え方について、以前記事でまとめておりますので、ぜひこちらをご覧ください!!
ここでは、おすすめの単語帳を2冊ご紹介したいと思います。
❶『改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁』
単語の語源に注目した並びや独特なイラストで単語の暗記を促進してくれる単語帳。
掲載されている単語数もかなり多く、一冊で受験単語を網羅できます。
私は、単語帳界の王様だと思ってます、、笑
❷『速読英単語 必修編』
二冊目の英単語帳としておすすめしたい一冊。
左に英文が載っていて、その文脈の中で単語を覚えることができます。
既習の単語が、実際に文中でどう使われているのかも、知ることができます!
→英語長文勉強法❷英文法を完璧にする
次に、英文法を学ぶにあたっては、「英文法を知る+演習で定着」の勉強法が重要です。
ここでは、私が実際に使っていた参考書+問題集をご紹介します。
❶『Evergreen』
基礎の基礎という感じの解説書です。丁寧な解説が載っています。そのため、英語が苦手な人でも手にとりやすい一冊だと思います。
私は、わからない文法が出てきたらまずこの参考書に戻って、確認していました。
❷『Powerstage』
より実践型の文法問題集です。右に問題、左に解答・解説が載っています。
私はこの問題集を使って、何度も何度もアウトプットを重ね、英文法を定着させていきました。
→英語長文勉強法❸英文解釈の力をつける
最後に、複雑な英文を理解できるように鍛えていきましょう。
おすすめの参考書はこちらです。
『英文解釈の技術シリーズ』
学生がつまづくであろう英文法や表現が網羅されています。また、演習問題もあるため、実際に自分で文構造を理解できるか、適切に解釈して訳すことができるか、確認できます。
〈英語の長文を読むスピードが遅い学生向け〉
次は、速読力を上げるための注意点、勉強法についてご説明します。
→英語長文勉強法❶ディスコースマーカーをチェック
英語の長文の中には、文章の流れを明白にするために、接続詞や副詞などのディスコースマーカーが使われます。すなわち、文脈を把握する「目印」です。
例えば、「対比」を表すのが “but” “However” “although”
「追加」を表すのが “also” “additionally” “Moreover”
「例示」を表すのが “for example” “for instance” “such as”
「結果」を表すのが “in conclusion” “as a result” “consequently” などなど。
これらのディスコースマーカーを覚えて、注目しながら読むことで、話の展開が理解しやすくなります。その結果、読むスピードも上げることができるのです。
→英語長文勉強法❷読む強弱をつける
英語の長文の中には、ある程度流して読んでもいい部分とじっくり読まなくてはいけない部分があります。
例えば、例示や研究方法の説明部分などは、さらっと流して読んでも問題ないことがあります。しかし、その結果や筆者の主張、また日本語訳が出題されている一文などは、じっくりと精読し、確実に意味を理解する必要があります。
このように、すべての英文に時間をかけて読むのではなく、「読む強弱」をつけることを意識してほしいです!
次は、速読力を上げるために何をすればいいのか、おすすめの勉強法をご紹介します。
→英語長文勉強法❶多読
一つ目が多読です。多読とは、とにかく多くの英文を読む!ということです。例えば私は、毎日1エッセイを目標に、日々簡単な英語長文を読んでいました。(先に紹介した速読英単語を使っていました。)
この勉強法は、より多くの単語や文法に触れるため、インプット量を増やすことができます。また、読むことに慣れていくため、着実に読むスピードを上げることもできます。
ポイントは、読む英文の内容は難しすぎないものを選ぶことです。挫折を避けられます笑
→英語長文勉強法❷音読
二つ目が、音読です。オーバーラッピング(スクリプトを見ながら、音声を真似て発音する手法)、もしくは、シャドーイング(スクリプトを見ずに、音声に続いて発音する手法)もおすすめです。
この勉強法の効果は、ネイティブのスピードで英文を追えるようになることです。また、発音するというアウトプットを追加することで、学んだ単語やフレーズの定着にも役立ちます。
音読はとても地味な作業で巣。さらに、勉強している感がないため、継続が難しいと思います。しかし、音読の効果は確実です!!実際に私の英語の成績が急激に伸びたのは、音読をやり始めてからでした。
最初は、分量の少ないものや簡単な英文からで大丈夫なので、ぜひ実践してもらいたいです。
最後に英語長文のおすすめの参考書ご紹介します。
❶『やっておきたい英語長文シリーズ』
この参考書は複数のレベルが用意されています。また、文章や問題の質も高いです!さらに、解答解説も充実しているため、挫折せずに英語長文の演習が行えると思います。
❷『過去問』
最後は、ご自身の志望校や共通テストの過去問です!やはり、試験によって問題形式や出題傾向や異なってきます。そのため、過去問を何度も繰り返して、その試験の特徴に慣れることが重要です。
もし、長文の演習したい。でも、何を勉強すればいいのか悩んでいる。という方は、早めに過去問を取り組むのも良いのではないかなと思います!
【最後に】
今回は、英語長文の勉強法についてご紹介しました!
英語長文の内容がわからない学生は、単語・文法・英文解釈の力を上げる勉強をしましょう!!そして、英語長文を読むスピードが遅い学生は、ディスコースマーカーと読む強弱を意識し、多読・音読で早く読めるように勉強していきましょう!!
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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