久我山校ブログ

【英検の難易度は?】英検各級のレベル・試験内容等を徹底解説

英検各級のレベルを徹底解説!!
英検 レベル

 

【目次】

①英検級別のレベル解説 

 

②英検と他の英語能力テストのレベルを比較

 

③入試で使える英検のレベルとは?

 

 


 

【はじめに】

はじめまして!

私は、現在東京外国語大学に在学中の大学生です。個別指導塾TESTEA久我山校で講師を務めています!

 

誰もが一度は聞いたことがある「英検」ですが、レベルや活用法がわからない!という方も多いのではないでしょうか?

そこで、本記事では、英検のレベルについてご紹介します。

英検の各級のレベルや内容、他の英語能力テストとの比較など、徹底解説していきます!

 

 


 

①英検各級のレベル解説

 

英検五級のレベル

「初歩的な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる」中学初級程度のレベルが求められます。また、必要な語彙数は約600語と言われています。

 

試験内容は、一次試験:筆記(25分間)+リスニング(約20分間)です。録音形式のスピーキングテストを受験することも可能です。

 

一次試験で扱われる題材は、家族や友達、学校など日常的な事柄が多いです。また、スピーキングで扱われる題材は、身近な出来事と自己紹介です。

 

英検四級のレベル

「簡単な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる」中学中級程度のレベルが求められます。また、必要な語彙数は約1300語と言われています。

 

試験内容は、一次試験:筆記(35分間)+リスニング(約30分間)です。録音形式のスピーキングテストを受験することも可能です。

 

一次試験で扱われる題材は、日常的な事柄に加え、海外の文化などが加わります。また、スピーキングで扱われる題材は、五級と同様、身近な出来事と自己紹介です。

 

英検三級のレベル

「身近な英語を理解し、また使用することができる」中学卒業程度のレベルが求められます。また、必要な語彙数は約2100語と言われています。

 

試験内容は、一次試験:筆記(50分間)+リスニング(約25分間)です。

 

さらに、三級から、二次試験(面接)が必須になります。そのため、ここから一気にレベルが上がっていきます。

 

一次試験で扱われる題材は、四級の内容に加え、歴史や人物紹介が加わります。また、二次試験で扱われる題材は、読書やスポーツなど、日常的なことになります。

 

英検準二級のレベル

「日常生活に必要な英語を理解し、また使用することができる」高校中級程度のレベルが求められます。また、必要な語彙数は約3600語と言われています。

 

試験内容は、一次試験:筆記(75分間)+リスニング(約25分間)+面接です。

 

一次試験で扱われる題材は、これまでの内容に加え、教育や科学、自然・環境が加わります。また、二次試験で扱われる題材は、ボランティアガイドや映画祭など、少し特殊な場面になります。

 

英検二級のレベル

「社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる」高校卒業程度のレベルが求められます。また、必要な語彙数は約5100語と言われています。

 

試験内容は、筆記(85分間)+リスニング(約25分間)+面接です。

 

一次試験で扱われる題材は、医療やテクノロジー、ビジネスが加わります。また、二次試験で扱われる題材は、環境にやさしい素材やオンライン会議など、より高度な議論になります。

 

英検準一級のレベル

「社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる」大学中級程度のレベルが求められます。また、必要な語彙数は約9000語と言われています。

 

試験内容は、筆記(90分間)+リスニング(約30分間)+面接です。

 

一次試験で扱われる題材は、社会生活一般に加えてビジネスや社会などの高度な内容になります。また、二次試験で扱われる題材は、在宅勤務やレストランでの喫煙などです。

 

英検一級のレベル

「広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる」大学上級程度のレベルが求められます。また、必要な語彙数は約15000語と言われています。

 

試験内容は、筆記(100分間)+リスニング(約35分間)+面接です。

 

一次試験で扱われる題材は、準一級と同様です。また、二次試験で扱われる題材は、科学の発展は常に有益か、世界経済における日本の役割など、かなりレベルの高い議論になります。

 

 


 

②英検と他の英語能力テストのレベルを比較

この章では、英検と他の英語能力テストのレベルを比較していきます。

 

その前に、CEFRと他の英語能力テストについてご紹介します。

CEFR:外国語の運用能力の国際標準

TOEIC:日常生活やグローバルビジネスにおける英語力を測る

TOEFL:英語を母国語としない人を対象としたアメリカ発祥の英語能力測定テスト

IELTS:英語圏の国々に留学、就労、または移住するための英語力を測定する、イギリス発祥の英語試験

TEAP:上智大学と日本英語検定協会が共同で開発した、大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックな場面での英語能力測定テスト

GTEC:ベネッセコーポレーションが実施している、小学生から社会人まで英語力を測定できる英語4技能検定

 

そして、英検と他の英語能力テストのレベルを比較すると以下のようになります。

 

英検 レベル

 


 

③入試で使える英検のレベルとは?

英検は、日本で最も有名な英語能力テストです。そのため、日本においては、英語能力を示す指標として、入試や就職で活用することができます。

この章では、入試における英検の活用について、ご説明したいと思います。

 

高校入試においては主に英検三級ら、大学入試においては主に英検準二級から、効果的に活用できると言われています。

例えば、早稲田大学・国際教養学部では、英検1級合格の場合、20点加点、英検準1級合格の場合、14点加算、英検2級合格の場合、7点加算の優遇制度を設けています。

また、立教大学では、大学独自の英語試験がなく、英検/共通テストを合否判定に使っています。

このように、英検を取得しておくと、入試で大いに役立てることができます。

 

 


 

【最後に】

本記事では、英検のレベルや入試における活用法について、まとめさせていただきました。

英検を持っていることで得られることは本当にたっくさんあります!!

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです!

 

 

 

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本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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