新年度~これから1年の決意を定めよう~
1年を見回すと、節目となる日がいくつかあります。
元旦、4月1日(新年度)、自分の誕生日など・・・。
塾だと2月1日や3月1日が、学年切替わりの節目だったりします(テスティーは後者です)。
そして明日はその節目のひとつです。
学校での学年が1つ上がり、または新たに中学校や高等学校へ進学する人もいます。
そんな節目を迎えるにあたり、何かひとつ決意を定めてみることをお勧めします。
自慢ではありませんが、私は年に何度も「決意のようなもの」を定めてます。例えば・・・、
正月→今年は〇〇〇をしよう!
誕生日→△△歳になるのだから、こんな1年を送ろう!
結婚記念日→結婚✕✕周年はこんな家庭にしたい・・・
でもそれらを実行できたことはほとんどありません。だから「決意のようなもの」ですね。
そんな私でも、「決意」して本当にやり切ったことがありました。その時のエピソードを書いてみます。
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今をさかのぼること三十数年前の今日、つまり3月31日のことです。
当時、14歳だった横山少年は中学3年生になろうとしていました。地元の中学校にかよっていましたので、いよいよ受験生になるという時でした。
それまでは呑気な生活を送っており、定期テストの2週間前からは真面目に勉強したものの、ふだんは学校の宿題をするだけ。
ちなみに小学生の時から通信添削をやっていた(実際はやらされていた)のですが、期限を守って提出するのは4月度だけ・・・(一応4月中くらいまでは、辛うじて「勉強頑張る」という決意のようなものが行動に移されていたようです)。
そんな自分も受験生になるにあたり、「やるべきことは先延ばししない」と心に決めました。
でも自分が楽な方に安易に流れる性格であることは嫌というほど知っているので、もうひとつの決意をつけ加えました。
「絶対にやる!どんなことがあってもやる!」
そして4月1日からは「絶対に、どんなことがあってもやる」ことにひたすら拘りました。
◎学校の宿題、提出物は必ず期限までに仕上げる(→これだけは今までもやっていました)
◎例の通信添削も期限までに解いて提出する(→この1年だけは期限を守って提出しました)
◎塾の復習はその日のうち終わらせる(→量が多くて徹夜に近い状態のときもありました)
「どんなことがあってもやる!」と決意したわけですから、何が何でもやりました。それこそ体調を崩して39℃の熱があるときもやりました(決してこんなやり方を今の私はお薦めしません。ただ当時の横山少年はここまで「絶対にやる」に拘ったということです)
その甲斐があったのか、高校受験は自分の願う通りの結果で終えることができました(当然ですが、やったから絶対に合格するという保証はありません。私の場合もあくまで結果論でしかありません)。
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情けない話ですが、今、自分の人生を振り返ってみると、あの時ほど「決意」を忠実に実行できたことはないように思います。
それもそのはず、だってこの時以外で「絶対に」という決意をつけ加えた記憶がないのですから。
何かを決意するとき、「〇〇する!」の部分は案外簡単に決めることができます。
しかし「絶対に、何が何でも」をつけ加えるにはそれなりの覚悟が必要になります。さらにその覚悟を1年間実行し続けるのは実に大変です。
とはいえ、特に人生の岐路に立つ受験生諸君は、そんな一大決心で退路を断ってみてはどうでしょうか。
また部活動でレギュラーを獲得できるかのボーダーラインにいる人も、覚悟をもって練習に打ち込んでみたらどうでしょう。
覚悟をもって真剣に取り組めば、その先には新しい世界が開ける可能性がありますよ。※そんなアドバイスをした張本人は・・・ 覚悟か決まらないので、今回も例年どおり「決意のようなもの」にしておきます(汗)
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