【TESTEA自由が丘校】その計算式の意味は?
TESTEA自由が丘校の中島です。
唐突ですが、以下の計算式をみてください。
この計算式をみて、どのような問題を連想しますか?
こんな線分図が頭に浮かんできた方もおられるかもしれません。
「太郎君は、持っていたお金の3分の2でノートを買い、残りのお金の5分の1で消しゴムを買いました。はじめに持っていたお金はいくらですか」
この問題の解説にこの計算式だけが書かれていたら、「なぜ、こういう計算式になるのだろう?」と考えているお子さんと、そうでないお子さん(単なる丸暗記)とでは、今後似たような問題を解くときに大きな差となってきます。学習の順番としては、「問題文の内容をしっかりと理解して、それを線分図で表す」→「その線分図を見ながら計算式を立てる」という流れです。この手の問題でしっかりと正解を出せないお子さんは、「なんとなくこんな計算式だった」という曖昧な記憶のもとに問題を解いています。線分図をしっかりと書くことでその理解は深まりますので、そうすれば正解にたどり着けるはずです。
最終的にこの手の問題が計算式だけでスラスラと解けるようになるためには、線分図をしっかりと書いてイメージを定着させることが必要です。そのイメージがないまま、いきなり計算式だけで解こうとすると伸び悩みますので気をつけてくださいね。