「令和」の幕開けに、「昭和時代」のノートからのメッセージ
「令和」の時代がスタートして1週間が経過しました。
GWに伴う休校日が続いたため、テスティー早稲田校は今日が令和元年はじめての授業日になります。
元号が変わったからといってテスティーの授業に変化があるわけではありません。今まで同様、しっかり生徒に向き合い、家庭や生徒に寄り添って学習指導を続けていくだけです。
とはいっても新しい時代の幕開け、心を新たにして指導に当たりたいものです。何しろ前々回のブログにも記したとおり、「令和の時代」を創っていく生徒たちの学習の一端を担っているわけですから。
さて史上最長となった今年のゴールデンウィークも終了しました。
「もう終わっちゃったの?」という人もいれば、「やっと終わった!」という人もいるでしょう。
私はその中間くらいの感覚です。テスティーでは例年、5/3~5/5の3日間が休校日なのですが、今年に限っては即位式に伴う5/1と5/2も休校日となり、月曜日はもともと早稲田校の休校日であることが加わって6連休となりました。そんなわけで私にとっては十数年ぶりの大型連休でした。例年よりも長い休みが取れた一方で、決して時間を持て余すほどの長い休みでもなく、個人的には充実した連休となりました。
以下、そんな私のGWについて記そうと思います。
連休前から決まっていた予定については前々回のブログに書いた通りですが、やっぱりありました、「ヒマだ~、どこか連れてって!」という妻の連呼!!
仕方なく渋滞する関越道を走り、埼玉までドライブに出かけました。
渋滞の中、睡魔に抵抗してハンドルを握る私の隣で、今では方向指示器とワイパーのレバーの区別さえつかなくなっている正真正銘ペーパードライバーの妻は呑気なものです。
あちこち走っていると、「吉見百穴」と書かれた看板を見つけました。
高校日本史の教科書には載っているのですが、「吉見百穴」とは古墳時代後期に造られた横穴の墓群です。(あくまで「一応」なのですが)大学で日本史、特に古い時代を専攻していた私としては、どうしても1度は見ておきたいということで、これだけは希望を聞き入れてもらい見学してきました。それが下の写真です。
墳墓などに興味のない人のほうがきっと多いでしょうから、詳しく書くのはやめておきます。
でも私はそれなりの満足感で帰路についたのでした。これが5月3日の出来事。
そして翌4日には私の実家を久しぶりに訪問しました。
ちょっとばかりの親孝行のつもりで夕食をご馳走し、実家に戻ってあちこちをゴゾゴゾと物色していたら、何とも懐かしいものを発見しました。
高校時代の日本史のノートです。
昭和の時代に作ったノートですから、このノート時代が歴史的遺物のようなものです。
ちなみに「吉見百穴」もちゃんと書いてありますよ(赤で囲んだ○のところ)。
大学受験のため、現役生・浪人生時代を通して何度も繰り返し使用したので、こんなにボロボロになってしまいました。決して経年劣化ではないのです。
今では情けないほどに歴史の知識が頭から抜け落ちてしまいましたが、当時はかなり勉強したんですよ。
およそ30年ぶりにこのノートと出会って、(決してたいそうな人生ではないけれど)今の自分があるのは当時の努力があったからなのだと実感しました。
と同時に、ほかの教科(特に英語)も同じくらい努力すれば、今とは違う人生だったのかも・・・と大いに反省する感情も沸いてきました。
小・中・高校生の皆さんは今まさに勉強をして、知識や考える力をつける途上にいます。
どうか妥協なく勉強と向き合い、自らを磨き上げてほしいと思います。その努力がのちの人生において、生きる力として必ず役立つはずです。
そして力説しますが、後年になって私のような反省の念を抱かないよう、嫌いな科目や苦手な教科から決して逃げないようにしてください。その努力が更なる生きる力として、皆さんを支えてくれるはずですから!
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