みなとみらい校ブログ

お子さんの成長を止めてしまう“マインドセット”とは

こんにちは、みなとみらいの中学受験特化の個別指導塾TESTEAです。

 

いきなりですが、ちょっと考えてみてください。
私があなたのお子さんにこんな質問をしたとします。

 

Q:「君がルールを守らなかったために、お父さんやお母さんに叱られたときのことを思い出してください。なぜあなたを叱ったのだと思いますか?」

お子さんはなんと答えるでしょうか?
また、なんと答えてほしいですか?

 

子どもの回答でありがちなのは
「僕が悪い子だったから」
といったものではないでしょうか。

実は、この答えには、問題が潜んでいます。

こうした回答の裏には、発達心理学の権威であるキャロルドゥエックの言う「硬直マインドセット」が隠れているからです 。

 

人の知的能力や人間的資質は、石板に刻まれた文字のように変わらないものなのでしょうか?それとも磨いて伸ばせるものなのでしょうか?

 

どちらだと思うかによって、その子の成長には、そしてその子の人生には、大きな開きが出てきます。

前者のように、知能も人間的資質も一定で変化しないという考え方をドゥエックは「硬直マインドセット」と呼んでいます。

また、後者のように、人間の基本的資質は努力次第で伸ばすことができるという考え方を「しなやかマインドセット」と呼んでいます。

 

この考え方の違いは、人の行動の違いとなって現れます。

もし知能や人間性が固定的で変化しないとしたら、それがだめだったら人生終了です。

そんなことは自分でも思いたくないし、人からも思われたくない、となります。

そうなると、なんとかして自分の有能さを示さなければいけなくなります。

失敗しそうなチャレンジは避け、自分にできる・自分が勝てる勝負には積極的になる。

そんな人はあなたの周りにもいませんでしたか?

 

一方で、持って生まれた才能は一人ひとり違っても、努力と経験を重ねることで誰でも大きく伸びていくことができる。

そんな風に考えていたとしたら、現在の能力を示すことにこだわる必要は無くなります。

欠点を隠さず、克服するための努力に取り組む。

これに当てはまるのは、あなたの周りでは誰でしょうか?

 

子どもには「しなやかマインドセット」を持ってもらいたいものです。

そう育てるためには、私たち親や指導者の子どもへのメッセージが大切になってきます。

私たちが子どもを褒めるとき、叱るとき、励ますとき、どんな言葉を選んでいるでしょうか?

そこに含まれているメッセージを子どもは敏感に察知し、自分の中にマインドセットを作り上げていきます。

 

「そんなにはやく正確に計算できるなんて、頭が良い子だな!」
「お前はすごいね!あまり練習していないのにもうこんなに漢字を読めるなんて」

 

こうした言葉の裏にひそむメッセージはどういったものでしょうか

 

・はやく正確に計算できないと頭が良くないんだ。
・練習しない方が良い。そうじゃないとすごいと思ってもらえない。

 

子どもたちはこんな風に受け取ります。

そして、「素早く完璧にできれば賢いと思われるなら、難しいことには手を出すまい」と思うようになります。

硬直マインドセットの出来上がりです。

 

叱るときも、励ますときも考え方は同じです

能力や人格に対しての評価は、プラスの評価でマイナスの評価であれ、硬直マインドセットへとつながっていきます。

子どもに伝えるのであれば、こうした言葉を選びましょう。

 

「早く正確に解けるようになったんだね。いつも一生懸命練習していたからだね」
「まだあまり練習していない漢字がこんなに読めるのか。どうやって覚えたの?何か工夫をしたなら教えてくれる?」

 

つまり、やり方の工夫や努力や行動に注目するような声かけをするのです。

あらためて最初の質問に戻りましょう。

Q:「君がルールを守らなかったために、お父さんやお母さんに叱られたときのことを思い出してください。なぜあなたを叱ったのだと思いますか?」

 

お子さんはなんと答えるでしょうか?
また、なんと答えてほしいですか?

「僕が悪い子だから」というのは、人格に注目する硬直マインドセットからの答えです。

望ましいのは、「悪いことをしたから直そうとして」といった、行動に注目したしなやかマインドセットの答えですね。

 

人はこのマインドセットの違いを知らないと、知らず知らずのうちに硬直マインドセットになり、硬直マインドセットなメッセージを子どもに送ってしまいます。

この違いを知った上で、お子さんにしなやかなメッセージを伝えてくださいね。

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