お母さんに必要な、過去を変える“解釈力”
こんにちは、みなとみらいの中学受験特化の個別指導塾TESTEAです。
今回は、「過去を変える解釈力」というテーマで書いていきます。
新型コロナウィルスの感染拡大がかなり落ち着いてきたものの、例年これからは「感染性胃腸炎」や「インフルエンザ」が流行する時期です。
また、直前期の模試の受験も控えていると思います。
「どうしてこんなタイミングでインフルエンザに…」
「もうすぐ本番なのに、模試で結果が出ない」
これからの時期、そのような不安や嘆かわしい出来事に直面する機会が多くあります。
ただ、毎回一喜一憂していられないのも事実ですし、直前期で少々神経質になっていることもあり、各出来事に対して適切に対処できないと、ますます不安になる一方だからです。
当たり前ですが、客観的な事実は起こってしまった以上は変えられません。
しかし、よく言われるように、その事実のとらえ方は自分次第です。
例えば模試を受けて散々な成績を取り、合格率20%という結果が返ってきたときに、「もう無理だ」と考えるのか、「克服すべき点が見つかった」と考えるのかは自分で選べます。
インフルエンザにかかったときに、「もう無理だ」と考えるのか、
「本番でなく今かかっておいてよかった」と考えるのか、あるいは「ゆっくり休んで疲れを取るのも悪くない」
どんなできごとも、ポジティブに受け止めた方が、次の良い行動につながります。
なにも無いのが一番ですが、仮にもし何かあったとしても、お子さんと一緒にポジティブにとらえましょう。
もしポジティブに考えるのが苦手でしたら、1つポジティブになれるコツをお教えします。
「もし受験に合格したら、
と考えてみてください。
そうすると、目の前の悪いできごとが、まるでドラマを盛り上げるためのスパイスのように感じられません
これは実は何にでも使えるコツです。
「受験に合格した後で、
「このプロジェクトが成功した後で、
そう思うと、目の前の困難が、
特に悪いアクシデントが無かったとしても、「成功したあとで今を振り返ったときにどう思う?」というのは、
そうすれば受験に向けて大変な中でも、前向きな気分を維持できるはずですから。
客観的な事実は変えられませんが、「解釈」は変えられますし、それをどう次の行動に繋げるかでそのできごとの「意義」
どんなにマイナスに見えるできごとでも、自分次第でプラスの意義を持ったできごとに書き換えることは可能
お子さんにも、ぜひそのことを教えてあげてくださいね。