塾長ブログ

コロナで得られたこんな気づき

こんにちは、TESTEA塾長の繁田です。

緊急事態宣言が解除されましたね。

休業要請も段階的に解除されるようです。学校も分散登校ながら6月から再開する形となりました。

 

休校期間中の特別企画として始めた朝の算数道場も、無事に役割を全うすることができそうでホッとしています。

算数道場が始まったのは休校が始まって2週間たった頃の3月半ばなので、もう2か月も前になるんですね。

この算数道場の開講は、私とテスティーにも新たな学びをもたらしてくれました。

 

最初に算数道場をやると決めたとき、その中でどんな工夫をしたら生徒にとって有意義かをスタッフと相談して考えました。

そして、算数道場で行っている

「最初に目標を定め、最後に振り返る」

というのを提案してくれたのが、4月以降の算数道場を仕切っている、
STUDY PARK(スタパー)春日部教室の教室長でもある中村でした。

この写真は昨年のちょうど今頃です。この日は日曜日でしたが二人で色々と熱く語り合っていました。

 

スタパーは、テスティーがチャレンジしている新業態の教室です。

自立学習というスタイルで指導を行っているスタパーで、 生徒の学習意欲・効率を上げるために、目標設定と振り返りがとても効果的だったということです。

だから算数道場でもやるといい。

人数の関係で全員に聞くのが難しくても、他の人の目標や振り返りを聞くことは、それはそれで学びになるはずだ、と。

 

そして、やらせてみたら、確かに効果を感じました。

 

正直なことを言えば、私は小学生の子どもには、自立学習は難しいと思っていました。

中学受験に挑む小学4~6年生の子たちは、中学生に比べればまだまだ未熟です。

個別指導で細かく見てあげたり、演習をさせるにしても自習室で細かく面倒を見てあげなければいけないものかと思っていました。

算数道場も、こちらからかなり細かく声かけをしたり、手をかけてあげる必要があるかと思っていたんですね。

 

その心の準備が、良い意味で裏切られました。

始まる前にちゃんと目標設定をさせ、良いスタートを切らせてあげれば、小学生の子どもたちでも驚くほどの集中力を見せてくれます。

終わった後に振り返りをすることで、次回にはよりレベルアップした姿を見せてくれます。

これは素晴らしいな、と。

 

学力アップのために必要なのは、インプットよりもアウトプットです。

そのアウトプットをより濃密なものにする講座が生みだせたことは、コロナのおかげで得られたテスティーの進化と言えるかもしれませんね。

 

 

今回の記事でお伝えしたいことは2つです。

1つは、

コロナによって追い込まれた結果、

私たちは、世界は、進化することができたということです。

 

子どもたちに学ぶ環境を届けようと思ったときに、環境・状況が変わったことで、制限が加わったことで、新たに工夫をすることができました。

世間でもテレワークの普及なども一気に進むでしょうし、良い変化がたくさん起こるはずです。

それぞれのご家庭で、この外出自粛期間でお子さんとの関わり方をあらためて考え直すことがあったでしょう。

おそらく悩みも多かったのではないでしょうか。

 

でも、そこで考えて工夫して改善したことは、今後に向けて大きなプラスになると思います。

この大変だった時期があったから今がある。

あとで振り返って、そういう風に思えるようにしていきたいですね。

 

もう1つ、

算数道場を行って、子どもたちが学ぼうとする力と、

学ぶことを喜ぶ心の素晴らしさを改めて気づかせてもらえました。

子どもたちは学びたがっているのですね。

 

子どもたちと直接話をすると、頑張ろうと思っても頑張れない、そんな自分にイライラしてしまうという子も多かったです。

ぜひご家庭でもお子さんと一緒に目標設定と振り返りをやってみてください。

もしかしたらそういった本音が聞けるかもしれません。

 

落ち着かない環境ですから、勉強が手につかないのも仕方ありません。

子どもたちにもストレスがたまっています。

意欲はあるのにそれを発揮できないのはつらいですよね。

私たち大人はそんな子どもの気持ちを支えてあげましょう。

 

学校が通常運転に戻るまではもうしばらくかかりそうです。

それまでの間、お子さんが学べる環境を、一緒に整えていきましょう!

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