何のために勉強するのか。勉強の目的を考える
こんにちは!
テスティー塾長の繁田です。
時はまさに受験シーズン。 受験が終われば新学期ですね。
新たな生徒との出会いを楽しみにしながら、フレッシュな気持ちで日々過ごしております。
さて、今年受験を終えた生徒も、来年以降の受験を控えた生徒も、新学期を迎えるこのタイミングでぜひおススメしたいことがあります。
それは、
「何のために受験をする(した)んだろう。何のために勉強をするんだろう?」
と、改めて考えてみることです。
もしかすると、こうした話をじっくり考えたことのない生徒、
もしくはお子さんとじっくり話し合ったことがないご家庭もあるかもしれませんね。
実はこの「何のために」は、何かコトを成すにあたって本当に大切です。
「目的」という言葉と、「目標」という言葉があります。 似た言葉ですが、この二つは区別して考えなければなりません。
目的は、「何のために」にあたるもの。 目標は、その目的を達成するために、一つひとつ定めていくもの。
そういう違いがあります。
目的という「的」を射るために、目標という「標(しるべ)」を定めていくというわけです。
つまり、目的がなければ、「テストでよい点をとる」とか、「志望校に合格する」というような目標は、本来は定まらないはずなのです。
だから、
「そもそも何のために今勉強をするのか?」 「なぜ、その学校に合格したいのか?」
こうした「勉強・合格の目的」をはっきりさせておくことが、勉強のエネルギーを生み出すためにはとても大切です。
なぜこの話を強調するのかというと、私の大きな反省があるからです。
私は開成在学中、大学受験のための塾に通っていました。 勉強のための環境としては、恵まれたものを親に与えてもらっていたのです。
しかしながら、 高校になる頃には、
塾に、、、
「籍を置いていた」
だけでまったく通わない、そんなひどいありさまでした(汗)
当時の私に、
「何のために大学受験をするのか?」
と聞いても、きっと明確な答えは返ってこなかったでしょう。
「周りがやっているから、なんとなく」
程度の考えしかなかったと思います。
だからいつまでたっても本腰が入らない。 今日やればよいことを明日に先延ばしする。
結局私は浪人することになります。
目的がはっきりしていないから、目標に向かうエネルギーがわかない。 恥ずかしながら、そんな典型例といえます。
合格は、あくまで合格の先にある大きな「目的」を達成するための「目標」です。
「そもそも何のために今勉強をするのか?」 「なぜ、その学校に合格したいのか?」
ぜひ、こうした「勉強・合格の目的」を、この機会に考えてみてください。
そうすれば、途中の困難にも負けず、高いモチベーションで目標に向かって進んでいけるはずです。
TESTEAでは、教育理念として、
「目的を持ち、目標に向かって頑張る力を育てる」 「受験勉強だけで終わらない、一生モノの人間力を」
というものを開校当初から掲げています。
一人ひとりの悩みを聞き、目標設定のお手伝いをするのがテスティー流。
もし勉強のことでお悩みなら、いつでもお気軽にお問い合わせください。