このゴールデンウィークにおすすめの過ごし方
こんにちは。
個別指導塾テスティー塾長の繁田和貴です。
いよいよゴールデンウィークがやってきますね。
こんなときこそ勉強するチャンスです。
せっかく時間があるこのゴールデンウィークを生かして、夏に飛躍するための足場固めをしたいですね。
そこで、今回は、このGWにやっておくべきおすすめの算数の勉強についてお話しします。
まだ何をやろうか迷っているようでしたら、参考にしてみてください。
①算数が得意な子たちにおすすめしたいこと
まず算数が得意な子たちにおすすめしたいのは、この先のカリキュラムで習う内容の先取りです。
深く学習する必要はありません。
表面的にサラッと見てみて、何問か初歩的な問題を解いてみるだけでも十分です。
そうすると、授業で習うときの定着が良くなります。
なぜこれが効果的かというと、先に少しでも内容を知っておくと、授業のときに余裕をもって臨めるようになるからなんですね。
また、間隔をあけて学習をした方が、学んだことが記憶に残りやすくなるという性質もあります。
反対に、1週間でガっと詰め込む勉強は忘れやすいのですね。
これは分散効果と呼ばれ、成績アップのためにはとても大切な勉強の秘訣です。
ですから、これから習うことを先に触れておくのがおすすめなのです。
復習が大事というのは間違いないことですが、「学習の科学」の新しい常識では予習もまたとても大事だということがわかっているのですね。
SAPIXのように、授業の時までテキストをもらえない塾にお通いでしたら、市販のテキストを使ってカリキュラムに該当する部分をやっておくと良いでしょう。
②算数が苦手な子たちにおすすめしたいこと
次に、算数が苦手な子におすすめの学習です。
それは、前の学年に戻って、よくわかっていないところを復習することです。
とても当たり前のことですみません。
先日開催した入会説明会でも、思った以上に4・5年生の子が多く、この塾長ブログをご覧の意識が高い方たちの中では、4・5年の間の基礎が大事という事が浸透しているのだなと感じました。
ですから、皆さんもきっとわかってらっしゃるとは思うのですが、おそらく思っている以上に基礎から固め直すことは成績アップにとても効果的なのです。
ですから、「できたら良いよね」程度ではなく、「絶対やろう」レベルに優先順位をあげてもらうために、あえて強調したいと思います。
算数は積み重ねの科目です。土台がぐらぐらな状態では、上に積み上げていくことは困難です。
その状態でカリキュラムに乗って授業を受けても、積んでは崩れ、積んでは崩れの繰り返し。
どれだけやってもできるようにならず、子どもの自信とやる気がどんどん殺がれていきます。
とてももったいないですよね。
しかし、もう一度わかっていないところに戻ってそこから立て直せば、意外とすんなりできるようになってしまうことも多いです。
実際テスティーでお預かりした生徒でも、通っている塾のフォローも手伝いつつ、同時進行で前の学年の内容を指導したら、グッと算数の成績が伸びた子が何人もいます。
6年生の子であれば5年生の、5年生の子であれば4年生の内容を復習することが、遠回りのようで最短距離で学力につながります。
このゴールデンウィークに、ぜひ復習に取り組んでみてくださいね。
お通いの塾で何かしらの特訓授業があったりもするかもしれませんが、そういう「みんなと同じ」授業を受けているだけでは他の子を追い抜くことはできません。
「自分に最適」な勉強をすることで、他の子たちを追い抜いて成績アップしていきましょう!
それでは!
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