夏の旅行こそ成績アップのチャンス!
みなさん
おはようございます。
個別指導塾テスティー塾長の繁田和貴です。
先日、テスティー卒業生のプロ野球選手である清宮君に会いに行き、試合を観戦してきました。
今回の記事はその際に、北海道で観光してきた時のお話です。
6年生になると、さすがになかなか旅行に行ったりするのも難しくなると思いますが、5年生以下であれば夏休みに家族で旅行に出かけるご家庭も多いですよね。
しかし、4・5年生の子でもそれなりに勉強が忙しかったりしますから、旅行に行くのに罪悪感や後ろめたさを感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
旅行先でも勉強させた方が良いですか?
勉強道具を持っていった方が良いですか?
そんなご相談をよくいただきます。
もちろん勉強が習慣になっていて、旅行でやるのにも違和感がないお子さんであれば、持っていった方が良いでしょう。
朝の1~2時間くらい勉強をしてから遊んでも、十分旅行は満喫できます。
しかし、そんな子はどちらかと言えば少数派で、多くの子は旅行に行ってまで勉強はしたくないというマインドです。
それはごくごく普通のことです。
結果として、重いテキストを持っていっただけで無駄になるか、無理やりやらせて険悪になり、やりはしたものの身にならないか、どちらかということが多いです。
「楽しむため」という旅行の本来の目的からすると本末転倒です。
親子で嫌な思いをするくらいだったら行かない方がマシだった、みたいな感想にもなりかねません。
そこで今回は、旅行の罪悪感を払しょくしつつ、しっかり旅行中もお子さんの学力をアップさせる秘けつについてお話しします。
お盆休みなどに旅行を計画されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
さて、旅行を成績アップにつなげる秘訣ですが、これは「旅先で見るものを理社の学習につなげる」というとてもシンプルなものです。
実際の私の旅行を例に出してみますね。
こちらは野球を観戦しながら食べた焼トウモロコシです。
ご存知ですか?
トウモロコシの生産量は北海道がダントツの1位です。
野菜・くだものの都道府県別生産ランキングは中学受験の社会頻出です。
トウモロコシは正直あまり見かけないのですが(笑)
ただ、入試に出るか出ないか関係無く、興味を持つきっかけとして触れておきたいですね。
北海道と言えば、スープカレーも有名ですよね。
それではここでクイズです!
こちらの食材の中で、北海道が生産量1位のものはどれでしょうか?
入試頻出と言えるものは1つだけなので、ちょっと難しいかもしれませんね。
みなさんわかりますか?
正解は
・
・
・
ニンジンとカボチャとブロッコリーです。
ナスは高知県というのは入試頻出なので、消去法で消すことができたかもしれませんね。
ニンジンが北海道というのも常識レベルです。
他はなかなか知らないと思うのでクイズとしてお子さんと楽しむのにちょうど良い難しさじゃないでしょうか。
ちなみに受験勉強ということなら、「ビーフカレーは北海道」と覚えるのが鉄則ですね。
牛肉・タマネギ・ジャガイモ・ニンジンは北海道が生産量1位です。
ルーにはとろみを出すために小麦粉が使われていますが、小麦も北海道が1位です。
ついでに言うと、↑写真のカレーに乗っている福神漬けの材料にもなるダイコンも北海道が1位ですね。
北海道は食材の宝庫です。
農業だけでなく、水産業も盛んですね。
写真は一緒に行った仲間が食べたウニとイクラの二色丼ですが、北海道と言えば釧路港が有名で、サケ・マスの漁獲量が多いことで知られています。
子どもが大好きイクラはサケ・マスの卵です。
もし私が子どもを連れて旅行に行って美味しいイクラを食べさせたら、「やっぱり北海道と言えばサケ・マス漁が盛んだからイクラも美味しいね」と吹き込みます。
今回は仕事仲間と言ったので娘は置き去りでしたが。
すまん娘よ!(笑)
その他、寒さの厳しい地方の暮らしの特徴として、寒さ対策・雪対策がそこかしこに見られます。
そういったものを自分の目で見ておくのも良い勉強になるでしょう。
都心とは違う街の作りに気付いたら、なぜそうなのかを考えてみるのはとても良いことです。
私の指導経験上、成績が良い子というのはとても好奇心が旺盛です。
そういう子に育てるためには、日ごろから本物を見たときに、タイミングよく知識を与えたり考えさせたりすることが効果的です。
テキストの問題を解くのに比べて即効性があることではないですが、長期的に見て成績の良い子に育てるためにはとても重要なことなので、どこかに出かける際にはせっかくですから意識してみてくださいね。
それでは。