本庄東高等学校附属中学校 2026年度 入試傾向と対策|完全解説

本庄東高等学校附属中学校の2026年度入試傾向と対策を、塾講師が徹底解説します。 本庄東高等学校附属中学校 2026年度入試の算数・理科・社会の出題傾向を、塾講師が徹底解説。

本庄東高等学校附属中学校の入試傾向

🎯 要点: 本庄東高等学校附属中学校の入試は、算数・理科・社会の各教科において、基礎知識の確実な定着と思考力・応用力がバランス良く問われます。特に、多様な資料を正確に読み解き、論理的に記述する力が合否を分ける重要なポイントです。日頃から幅広い分野に触れ、問題解決能力を高める学習が求められます。

本庄東高等学校附属中学校の入試は、受験生の皆さんが小学校で培ってきた基礎学力に加え、それを活用して考える応用力、そして与えられた情報を正確に読み解く資料読解力を重視する傾向が見られます。算数、理科、社会の各教科において、それぞれ特徴的な出題がなされており、総合的な学力が問われる試験と言えるでしょう。

各教科に共通する出題スタイルと求められる力

本校の入試では、単に知識を暗記しているだけでなく、その知識をどのように使いこなせるかが試されます。特に、以下の3つの力が共通して求められます。

  1. 基礎知識の確実な定着と応用力 各教科とも、まずは小学校で学ぶ基本的な知識や概念がしっかりと身についていることが前提となります。例えば、算数では基本的な計算の正確さ、理科では主要な実験や観察で得られる知識、社会では歴史上の出来事や地理的な特徴、公民の基本的な仕組みといった基礎が問われます。しかし、それらをただ覚えているだけでなく、少しひねった問題や複数の知識を組み合わせる応用問題にも対応できる力が求められます。特に算数では、基礎的な計算問題から始まり、文章題、図形問題、規則性の問題、速さの問題と、幅広い分野で応用的な思考力が問われます。

  2. 多様な資料の正確な読解力 理科と社会では、問題文だけでなく、図、グラフ、表、地図、写真、文章資料など、多種多様な資料が提示されます。これらの資料から必要な情報を素早く、そして正確に読み取る力が非常に重要です。例えば、理科では実験の模式図やグラフから現象を読み解く問題、社会では天気図や統計グラフ、地図から地域の特性や変化を読み取る問題が出題されます。算数でも、速さの問題でグラフを読み解く力が問われることがあります。資料に惑わされず、本質を捉える練習を積むことが不可欠です。

  3. 論理的な思考力と表現力 理科や社会では、自分の考えや理由を記述させる問題が複数出題されます。これは、単に正解を導き出すだけでなく、その過程や根拠を論理的に説明できる力を測るものです。例えば、理科では実験結果から考察を記述する問題、社会では資料から読み取れる特徴とその理由を説明する問題などがあります。算数においても、複雑な問題では思考のプロセスが問われるため、日頃から「なぜそうなるのか」を考える習慣をつけ、それを言葉や式で表現する練習が大切です。

各教科の具体的な傾向

  • 算数 試験は6つの大問で構成され、計算問題から文章題、図形、場合の数、規則性、速さなど、中学受験算数の主要な分野がバランス良く出題されます。大問1で計算の正確さが問われる一方で、大問2以降では応用的な思考力を要する問題が続きます。特に、図形問題では角度や面積の求め方、立体図形の表面積など、複数の知識を組み合わせて解く力が求められます。規則性や速さの問題も定番であり、グラフを読み解く力も重要です。

  • 理科 大問は4題で、生物、物理、地学の分野から幅広く出題されます。各分野の基礎知識が問われるとともに、実験のしくみや現象の理由を説明する記述問題も特徴的です。例えば、ヒトの体の仕組みやてこの原理、天気図の読み取り、密度の計算など、日常生活や自然現象に結びつく内容が多く見られます。図やグラフを正確に読み取り、それに基づいて考察する力が求められます。

  • 社会 大問は3題で、地理、歴史、公民の各分野からバランス良く出題されます。特に資料読解力が重視され、地図、雨温図、統計資料、歴史上の出来事をまとめたカード、憲法の条文、裁判所の模式図、歳出の内訳グラフなど、多様な資料を読み解く問題が豊富です。記述問題も多く、資料から得た情報を整理し、自分の言葉で説明する力が合否を左右します。時事的な内容に直接触れる問題は確認できませんが、最新の統計資料が用いられることから、現代社会への関心も重要と言えるでしょう。

対策のポイント

本庄東高等学校附属中学校の入試を突破するためには、まず各教科の基礎を徹底的に固めることが最も重要です。その上で、過去問演習を通じて、多様な資料を読み解く練習、そして自分の考えを論理的に記述する練習を重ねてください。特に、算数では計算ミスをなくすこと、理科・社会では資料から必要な情報を素早く見つけ出すこと、そして記述問題で採点者に伝わるように明確に表現することを意識して学習を進めましょう。時間配分も重要な要素となるため、本番を想定した演習で効率的な解答方法を身につけることも大切です。

教科別対策のポイント

🎯 要点: 本庄東高等学校附属中学校の入試は、算数・理科・社会の3教科それぞれで基礎知識の定着と応用力の両方が問われます。 算数は計算・図形・規則性・グラフ読み取りと幅広い分野が出題され、手順を丁さいに追う練習が不可欠です。 理科・社会はともに知識問題と思考・記述問題が組み合わさっており、「なぜそうなるか」を言葉で説明できる力が合否を左右します。


以下の表に、2026年度第1回入試の各教科の概要をまとめます。

教科 大問数 出題傾向の特徴
算数 6大問 計算・割合・場合の数・規則性・図形・グラフと多分野横断。記述なし、答えのみ
理科 4大問 生物・物理・地学・化学の各分野から1大問ずつ。選択肢・計算・記述が混在
社会 3大問 地理・歴史・公民の各分野から1大問ずつ。記述・選択・並べかえが混在

算数

出題分野と傾向

2026年度の算数は大問6題構成で、分野の広さが特徴です。大問1では四則混合計算・小数・分数・単位換算が問われ、大問2では割合(食塩水の濃度)・整数の規則(一の位)・平面図形の面積・立体の表面積と、応用問題が5問まとめて出題されています。大問3は場合の数(じゃんけんのあいこ)、大問4は数の規則性(表の中の数の位置)、大問5は正六角形を使った角度・面積の問題、大問6は速さとグラフの読み取り(往復の旅人算)です。

このように、計算・割合・場合の数・規則性・平面図形・立体図形・速さという中学受験算数の主要分野がほぼすべて登場します。特定の分野だけを集中して対策するのではなく、全分野を均等に仕上げることが求められます。

重点単元と学習方法

① 計算力の徹底強化

大問1の計算問題は、四則混合・小数・分数・単位換算が1問ずつ出ます。ここでのミスは絶対に避けたいところです。毎日10〜15分、計算練習を続けてください。特に「小数と分数が混在する式」「単位を揃える問題(t・kg・gの換算など)」は、手順を紙に書きながら丁寧に処理する習慣をつけましょう。

② 割合・濃度の文章題

食塩水の濃度問題は、「食塩の量=食塩水の量×濃度÷100」という公式を確実に使いこなせるようにしてください。混合後の濃度を求める問題では、食塩の量を先に計算してから全体の量で割るという手順を、毎回同じ流れで解く練習が効果的です。

③ 場合の数

じゃんけんのあいこを題材にした場合の数の問題は、人数が増えるにつれて数え方が複雑になります。2人・3人・4人と段階的に整理する練習をしてください。「全員が同じ手を出す場合」と「全種類の手が出る場合」に分けて数えるという考え方を身につけると、スムーズに解けます。

④ 規則性(数表・数列)

大問4のような「表の中の数の位置を求める問題」は、斜め方向や行・列の番号と数の関係を式で表す練習が必要です。まず小さい数で規則を確認し、一般式を作る手順を繰り返し練習してください。規則性の問題は、慣れると得点源になる分野です。

⑤ 図形(平面・立体)

正六角形の面積比・角度の問題は、補助線の引き方が鍵です。正六角形を三角形に分割する方法を確実に覚えておきましょう。立体の表面積は、各面を展開図として紙に書き出し、面積を一つひとつ計算する習慣をつけてください。五角柱のような複合的な立体は、底面の形に注目して面積を求める練習を積んでください。

⑥ 速さ・グラフ

大問6のような「グラフから速さや時刻を読み取る問題」は、グラフの傾きが速さを表すことを理解した上で、交点の座標を正確に読む練習が必要です。往復の旅人算では、折り返し地点と出会いの位置を図に書き込みながら解く方法が確実です。

つまずきやすいポイントと克服法

  • 単位換算のミス:t・kg・gが混在する問題では、最初にすべてkgに揃えてから計算する習慣をつけてください。
  • 円周率を使う面積計算:半円や組み合わせ図形では、どの部分が何の図形かを先に色分けして整理してから計算に入りましょう。
  • 規則性で一般式を立てられない:まず具体的な数で表を埋め、差や比のパターンを見つける練習を繰り返してください。

過去問演習時の注意点

答えのみを書く形式なので、途中計算を丁寧にノートに残す習慣をつけてください。答えが合わなかったときに、どこで間違えたかをすぐに確認できます。時間配分は、大問1の計算を素早く終わらせ、大問2〜6に多くの時間を使う流れを意識してください。


理科

出題分野と傾向

2026年度の理科は大問4題構成で、生物・物理・地学・化学の4分野からそれぞれ1大問が出題されています。大問1はヒトの体(血液循環・呼吸・肺のつくり・横隔膜のしくみ)、大問2はてこのつり合い(道具・計算)、大問3は天気図と前線・気象、大問4は密度(グラフ読み取り・計算)です。

選択肢問題・計算問題・記述問題がバランスよく組み合わさっており、知識を覚えるだけでなく「理由を説明する力」も求められます。

重点単元と学習方法

① 生物分野:ヒトの体のしくみ

血液循環(動脈・静脈・肺循環・体循環)、呼吸のしくみ、肺胞の役割は頻出です。図を見て血液の流れを矢印で追いながら、「酸素が多い血液はどこを流れるか」を自分で説明できるようにしてください。横隔膜と肺の動きの関係は、模型の動きと実際の体の動きを対応させて理解することが大切です。

② 物理分野:てこのつり合い

「支点からの距離×おもりの重さ」が左右で等しくなるという原理を使った計算問題が出ます。左右それぞれのモーメント(回転させる力)を計算式で書き出す練習を繰り返してください。また、せんぬき・ペンチ・ピンセットなどの道具が「力点・支点・作用点」のどの順番に並んでいるかも整理しておきましょう。

③ 地学分野:天気・前線

天気図の読み取り、低気圧・高気圧の特徴、寒冷前線・温暖前線の違いは必ず覚えてください。寒冷前線が通過すると「短時間に強い雨が降り、通過後に気温が下がる」という変化のパターンを、温暖前線と比較して整理しましょう。日本の春の天気の周期的な変化については、高気圧と低気圧が交互に通過するという仕組みを言葉で説明できるようにしてください。

④ 化学分野:密度

「密度=重さ÷体積」という計算を確実に使いこなしてください。グラフから密度を読み取る問題では、原点を通る直線の傾きが密度を表すことを理解した上で、同じ傾きの直線上にある物体は同じ種類であることを押さえましょう。メスシリンダーの正しい読み方(液面の最も低い部分を真横から読む)も基本事項として確認してください。

記述問題の対策

理科の記述問題では、「なぜそのようなつくりになっているか」「どのような変化が起こるか」を、指定された語句を使って答える形式が出ます。たとえば「表面積」という語句を使って肺胞の役割を説明する問題のように、キーワードを文章の中に自然に組み込む練習をしてください。答えを書く前に「何を説明すればよいか」を一度確認してから書き始めると、的外れな答えを防げます。

つまずきやすいポイントと克服法

  • てこの計算で左右を混同する:左のモーメントと右のモーメントを別々に計算し、最後に等式で結ぶ手順を固定してください。
  • 前線の種類を混同する:寒冷前線=縦に発達する雲・短時間強雨・通過後に気温低下、温暖前線=層状の雲・長時間弱雨、という対比表を自分で作って覚えましょう。
  • 密度の計算でグラフを正確に読めない:グラフの目盛りを丁寧に読む練習を積んでください。

社会

出題分野と傾向

2026年度の社会は大問3題構成で、地理・歴史・公民の各分野から1大問ずつ出題されています。大問1は北海道・東北地方の地理(地形・気候・産業・エネルギー)、大問2は日本の文学作品を題材にした歴史(各時代の文化・政治・人物)、大問3は日本国憲法・政治のしくみ・財政・防災に関する公民です。

選択肢問題が中心ですが、「理由を含めて答える記述問題」も複数出題されており、単純な知識の暗記だけでは対応できません。

重点単元と学習方法

① 地理:地域の特色と産業

北海道・東北地方の気候(雨温図の読み取り)、伝統的工芸品、水産業(漁獲量・養殖)、エネルギー(発電の種類と割合)が出題されています。雨温図は「年平均気温」「年間降水量」「降水量の多い季節」の3点を確認する習慣をつけてください。日本海側・太平洋側・内陸・北海道の気候の違いを比較表で整理しましょう。

発電量の割合グラフは、各国の特徴(フランスの原子力、ブラジルの水力など)と日本の特徴を対比して覚えてください。日本は火力発電の割合が高いという特徴が読み取れます。

産業の分布と交通網の関係を問う記述問題も出ています。「製品や材料の輸送に便利な場所」という視点で、工場の立地条件を考える練習をしてください。

② 歴史:時代ごとの文化・政治・人物

大問2では、平安時代から昭和時代まで幅広い時代が出題されています。各時代の文化の名称(国風文化・化政文化など)、代表的な人物と業績、主要なできごとの順序を整理してください。

「できごとを年代順に並べる問題」は、鎌倉時代・昭和時代前期の出来事が出ています。年表を自分で作り、主要なできごとを書き込む練習が効果的です。特に昭和時代前期(満州事変・日中戦争・国家総動員法など)の流れは、前後関係を含めて整理しておきましょう。

③ 公民:憲法・政治のしくみ・財政

日本国憲法の3原則、三権分立(国会・内閣・裁判所の役割分担)、憲法改正の手続き、税金の種類(直接税・間接税)、ハザードマップなど、公民の基本事項が幅広く出ています。

特に「三権の役割を混同しない」ことが重要です。「法律が憲法に違反していないかを審査する」のは裁判所、「外国と条約を結ぶ」のは内閣、「憲法改正の発議をする」のは国会、という対応関係を表にして覚えてください。

歳出のグラフの読み取りでは、社会保障関係費・国債費・地方交付税交付金の割合の変化から年代を判断する問題が出ています。社会保障費は年々増加しているという傾向を押さえておきましょう。

記述問題の対策

社会の記述問題では、「指定語句を使って理由を含めて答える」形式が出ます。たとえば「製品や材料」という語句を使って工場の立地理由を説明する問題、「差別」という語句を使って憲法の条文と資料の問題点を結びつける問題が出ています。

記述を書く際は、①何が問われているかを確認する、②指定語句を必ず入れる、③「〜だから、〜である」という理由と結論の形で書く、という3ステップを意識してください。

つまずきやすいポイントと克服法

  • 雨温図の判別:気温のグラフの形(夏に高い・冬に高い)と降水量の多い季節を組み合わせて判断する練習をしてください。
  • 歴史上の人物と業績の混同:平清盛・源頼朝・足利義満・織田信長など、混同しやすい人物の業績を比較表で整理しましょう。
  • 公民の制度の細かい数字:憲法改正の「総議員の3分の2以上」「国民投票で過半数」という数字は正確に覚えてください。

過去問演習時の注意点

社会は選択肢問題でも「正しくないものを選ぶ」形式が混じっています。問題文を最後まで丁寧に読み、「正しいもの」か「正しくないもの」かを確認してから選択肢を検討してください。記述問題は字数制限がない場合でも、簡潔に1〜2文でまとめる練習をしておきましょう。

合格に向けた学習計画

🎯 要点: 本庄東高等学校附属中学校の入試(算数・理科・社会)は、基礎知識の正確な定着と応用力の両方が問われます。 早期から苦手単元を洗い出し、中期以降は過去問演習で実戦力を高める計画が合格への最短ルートです。 各教科の出題傾向を踏まえた優先順位づけが、限られた学習時間を最大限に活かす鍵になります。


早期(受験12〜6ヶ月前):基礎固めと苦手単元の洗い出し

この時期は「土台づくり」に集中してください。入試本番で点数を積み上げるには、基礎知識が正確に定着していることが前提です。焦って応用問題に手を出すよりも、教科書レベルの内容を完全に理解することを優先しましょう。

算数(週5〜6時間を目安に)

過去問を見ると、算数は計算問題・文章題・図形・場合の数・規則性・グラフの読み取りなど、幅広い分野から出題されています。大問1では四則混合計算や単位換算が出題されており、ここでのミスは非常にもったいないです。

  • 計算力の強化:分数・小数・単位換算(kg・g・tなど)の計算を毎日10〜15分、継続して練習してください。計算ミスは練習量で確実に減らせます。
  • 文章題の基礎:割合・濃度・速さ・比の文章題は、中学受験算数の核心です。この時期に解き方の型(公式ではなく考え方)をしっかり身につけてください。
  • 図形の基礎:平面図形(面積・角度)と立体図形(表面積・体積)の基本公式を整理し、正六角形や複合図形の面積計算にも慣れておきましょう。
  • 場合の数・規則性:じゃんけんの場合の数や数列の規則性のような問題は、表を書いて整理する習慣をつけることが大切です。

理科(週3〜4時間を目安に)

理科は生物・物理・地学・化学の4分野から均等に出題される傾向があります。2026年度入試では、ヒトの体のしくみ(生物)、てこのつり合い(物理)、天気図と前線(地学)、密度の計算(化学)が出題されています。

  • 生物分野:ヒトの体(血液循環・呼吸・消化)、植物のつくりなど、図と名称をセットで覚えてください。
  • 物理分野:てこのつり合いは「力×距離」の計算が必須です。左右のモーメントが等しくなる条件を、数値を変えて繰り返し練習してください。
  • 地学分野:天気図の読み方(高気圧・低気圧・前線の種類と特徴)、季節ごとの天気の特徴を整理しましょう。
  • 化学分野:密度の計算(重さ÷体積)は、グラフから読み取る問題にも対応できるよう練習してください。

社会(週3〜4時間を目安に)

社会は地理・歴史・公民の3分野から出題されます。2026年度入試では、東北地方・北海道の地理、日本の文学作品を軸にした歴史、日本国憲法・財政を中心とした公民が出題されています。

  • 地理:各地方の気候・産業・地形の特徴を、地図と雨温図を使って整理してください。特に日本各地の気候の違い(太平洋側・日本海側・内陸・北海道)は頻出です。
  • 歴史:時代の流れを年表でつかみ、各時代の主な人物・できごと・文化を結びつけて覚えましょう。文学作品・文化財と時代・人物の対応関係は必ず確認してください。
  • 公民:日本国憲法の三原則、国会・内閣・裁判所の役割、税金の種類(直接税・間接税)などの基本事項を正確に覚えてください。

中期(受験6〜3ヶ月前):過去問演習の開始と弱点補強

基礎が固まってきたら、実際の入試問題の形式に慣れる段階に入ります。この時期から過去問演習を始め、自分の弱点を明確にして集中的に補強してください。

過去問演習の進め方(週2〜3回)

  • 1回の演習では、算数・理科・社会のうち1〜2教科を本番と同じ時間設定で解いてください。
  • 解き終わったら必ず採点し、「なぜ間違えたか」を分析します。知識不足なのか、計算ミスなのか、問題の読み間違いなのかを区別することが重要です。
  • 間違えた問題は、その日のうちに解き直し、翌日もう一度解いて定着を確認してください。

算数の優先補強ポイント

  • 規則性・数列:表の中の数の規則性を見つける問題は、パターンを整理する練習が必要です。(段, 列)の位置と数の対応関係を素早く見抜く力をつけてください。
  • 図形の応用:正六角形を分割した面積比の問題や、複数の半円を組み合わせた面積計算は、補助線の引き方と面積の分割・合算の考え方が鍵です。
  • グラフの読み取り(速さ):距離と時間のグラフ(ダイヤグラム)から速さや出会いの時刻を求める問題は、グラフの傾きと実際の速さの関係を正確に読み取る練習をしてください。

理科の優先補強ポイント

  • 計算問題:てこのモーメント計算・密度の計算は、数値を変えた問題を繰り返し解いて確実に得点できるようにしてください。
  • 記述問題:「表面積という言葉を用いて答えなさい」のような、キーワードを指定した説明問題が出題されています。答えの骨格(何が→どうなる→だから〇〇)を意識した記述練習を積んでください。
  • 天気図の読み取り:前線の種類(寒冷前線・温暖前線)と通過後の天気変化、季節ごとの気圧配置の特徴を整理してください。

社会の優先補強ポイント

  • 地図・グラフの読み取り:雨温図・発電量の割合グラフ・歳出の内訳グラフなど、資料を読み取って判断する問題が多く出題されています。資料の特徴を素早くつかむ練習をしてください。
  • 記述問題:「製品や材料」などの指定語句を使った説明問題が出題されています。指定語句を必ず文中に組み込み、理由と結論を簡潔にまとめる練習をしてください。
  • 公民の時事的内容:日本国憲法・国会・裁判所・税金に関する問題は、教科書の内容と実際の制度の仕組みを正確に結びつけて理解してください。

直前期(受験3ヶ月前〜本番):実戦演習と時間配分の最適化

この時期は「新しいことを覚える」よりも「確実に得点できる力を磨く」ことに集中してください。

実戦演習(週3〜4回)

  • 本番と同じ時間・環境で解く練習を繰り返してください。時計を置き、途中で止めずに最後まで解き切る習慣をつけましょう。
  • 算数は大問ごとに時間を意識し、計算問題や基本的な文章題で確実に得点してから、応用問題に取り組む順番を体に染み込ませてください。
  • 理科・社会は選択問題と記述問題を区別し、選択問題は素早く判断して記述問題に時間を残す配分を意識してください。

知識の最終確認(毎日15〜20分)

  • 理科:各分野の重要語句(肺胞・横隔膜・寒冷前線・密度など)と図の対応関係を確認してください。
  • 社会:歴史の年表(特に明治時代以降の近現代)、地理の都道府県別の特産品・気候、公民の憲法・政治のしくみを一問一答形式で確認してください。

体調管理と生活リズムの整え方

  • 試験本番の1ヶ月前からは、試験開始時刻に合わせて頭が最もよく働く状態になるよう、起床時刻・食事・就寝時刻を固定してください。
  • 直前の1週間は、新しい問題集に手を出さず、これまでに間違えた問題の見直しと得意分野の確認に絞ってください。睡眠時間を削った詰め込みは、本番のパフォーマンスを下げるだけです。

教科別・時期別の学習時間の目安まとめ

時期 算数 理科 社会
早期(12〜6ヶ月前) 週5〜6時間 週3〜4時間 週3〜4時間
中期(6〜3ヶ月前) 週6〜8時間 週4〜5時間 週4〜5時間
直前期(3ヶ月前〜) 週7〜9時間 週5〜6時間 週5〜6時間

算数は全期間を通じて最も多くの時間を確保してください。計算力・図形・文章題・規則性と出題範囲が広く、積み上げに時間がかかる教科だからです。理科・社会は知識の暗記だけでなく、資料読み取りと記述の練習に時間を割くことで、得点力が大きく伸びます。

塾講師から受験生へ

🎯 要点: 本庄東高等学校附属中学校の入試は、「知っている」だけでなく「使える」力を問う問題構成です。 算数・理科・社会のいずれも、基礎知識を土台にした思考力・応用力が合否を分けます。 日々の積み上げを怠らず、解法の「なぜ」まで理解することが合格への最短ルートです。


私がこの学校の過去問を分析して、毎年強く感じることがあります。それは、「覚えているだけでは点が取れない」という一点です。

たとえば算数を見てください。計算問題から始まり、場合の数・規則性・図形・速さと距離のグラフまで、幅広い分野が一冊にまとまっています。しかも、それぞれの問題が「答えを出す」だけで終わらず、途中の思考過程を積み重ねて初めて最終問に到達できる構造になっています。規則性の問題では、表のパターンをつかんで自分で式を組み立てる力が必要ですし、グラフを読む問題では、数値を正確に読み取ったうえで速さの関係を整理しなければなりません。「なんとなく解けた」では通用しない、本物の思考力を試す問題が並んでいます。

理科も同じです。ヒトの体・てこのつり合い・天気図・密度と、4分野がバランスよく出題されています。注目してほしいのは、どの分野も「知識を問う選択問題」と「理由や仕組みを言葉や計算で説明させる問題」が組み合わさっている点です。たとえば、肺のつくりについて「表面積」という言葉を使って説明させる問題や、てこのつり合いの計算では複数のおもりを組み合わせた応用問題が出ています。「肺胞がある」と知っているだけでは答えられない。なぜそのつくりが効率的なのかを、自分の言葉で説明できるかどうかが差をつけます。

社会は地理・歴史・公民の3分野が網羅的に出題されます。地図や雨温図・グラフ・資料の読み取りが多く、単純な暗記だけでは得点できません。歴史では時代の流れを整理し、「なぜそのできごとが起きたか」まで理解していないと並べ替え問題や正誤問題で迷います。公民では日本国憲法の条文と実際の社会問題を結びつける問いも出ており、ニュースに日ごろから関心を持っていることが強みになります。

この学校が求めているのは、「正解を知っている子」ではなく、「考えて正解を導ける子」です。それは一朝一夕では身につかない力ですが、裏を返せば、正しい方法で練習を積めば必ず伸びる力でもあります。

今日から取り組んでほしいことを一つだけ伝えます。問題を解いたあと、答え合わせで終わりにしないでください。「なぜその答えになるのか」を声に出して説明してみてください。それができたとき、はじめて「使える知識」になります。楽な道ではありませんが、その積み重ねが本番の試験場で必ず力を発揮します。

保護者の皆さまへ

🎯 要点: 本庄東高等学校附属中学校の2026年度入試(算数・理科・社会)は、基礎知識の定着と「考えて解く力」の両方を問う構成です。 家庭でのサポートは、学習環境の整備と適切な距離感の維持が中心になります。 過去問演習は「解き直し」と「傾向の把握」を目的に、計画的に取り組むことが合格への近道です。


入試の特徴を保護者目線で把握する

2026年度第1回入試の問題構成を確認すると、算数・理科・社会のいずれも「知識を問うだけでなく、その知識を使って考える」設問が組み込まれていることがわかります。

算数は、計算問題から始まり、文章題・図形・規則性・グラフの読み取りと、幅広い分野が大問6題の中に収められています。単純な計算力だけでなく、場面を整理して式を立てる力、図形の性質を論理的に追う力が求められます。じゃんけんの場合の数や整数の規則性のように、「考え方の筋道を立てる」問題も含まれており、日頃から「なぜそうなるか」を言葉にする習慣が大切です。

理科は、生物(ヒトの体のしくみ)・物理(てこのつり合い)・地学(天気図・前線)・化学(密度)という4分野から均等に出題されています。知識問題と計算問題が混在しており、特に密度の計算やてこのつり合いの計算では、グラフや数値を正確に読み取る力が必要です。

社会は、地理・歴史・公民の3分野が大問3題として構成されています。地図や雨温図・グラフ・表などの資料を読み解く問題が多く、単純な暗記だけでは対応できません。「なぜその地域でその産業が発展したのか」「歴史的なできごとの前後関係はどうなっているか」という因果関係の理解が問われます。また、社会では記述式の問題も含まれており、条件(指定語句)を使って自分の言葉で説明する練習が欠かせません。


家庭でできる学習環境の整え方

受験勉強において、家庭の環境は子どもの集中力に直結します。まず確認していただきたいのは、勉強する場所と時間帯の固定化です。毎日同じ場所・同じ時間に机に向かう習慣は、小学生の集中力を引き出す上で非常に効果的です。スマートフォンやテレビなど、気が散る要素はできる限り視界から外してあげてください。

次に、ノートや問題集の管理を一緒に整えてあげることをお勧めします。算数の計算過程、理科の実験の手順や結論、社会の年表や地図のまとめなど、子どもが「自分で整理した記録」を積み上げていけるよう、ノートの使い方を見守ってあげてください。ただし、ノートの書き方を細かく指示するのではなく、「どう整理すると見返しやすいか」を一緒に考える姿勢が大切です。


声かけと距離感について

保護者の皆さまが最も悩まれるのが、「どこまで関わればよいか」という点ではないでしょうか。

過干渉のリスクとして、子どもが「自分で考える機会」を奪ってしまうことが挙げられます。算数の問題で手が止まっているとき、すぐにヒントを与えるのではなく、「どこまでわかった?」と問いかけて、子ども自身に状況を言語化させることが重要です。理科の計算問題や社会の記述問題も同様で、「答えを教える」のではなく「考え方を一緒に確認する」スタンスを意識してください。

一方、放任のリスクとして、子どもが苦手分野を放置したまま本番を迎えてしまうことがあります。週に一度程度、「今週どの分野を勉強した?」「難しかった問題はあった?」と軽く確認する時間を設けることで、学習の抜け漏れを早期に発見できます。

声かけの基本は、結果ではなくプロセスを認めることです。「問題が解けた・解けなかった」ではなく、「今日はこの分野をしっかり復習できたね」「この計算の手順を自分で整理できたね」という言葉が、子どもの自己効力感を育てます。


過去問演習の家庭での活用法

過去問は「本番の練習」であると同時に、「出題傾向を把握するための教材」でもあります。以下の手順で取り組むことをお勧めします。

① 本番と同じ条件で解く 試験時間を計り、解答用紙を使って実際の試験に近い環境で解かせてください。途中で答えを教えたり、時間を延長したりせず、「制限時間内に何ができるか」を正確に把握することが目的です。

② 採点後は「なぜ間違えたか」を分類する 間違いには大きく3種類あります。「知識が抜けていた」「計算ミスをした」「問題の意味を読み違えた」です。この分類を子どもと一緒に行うことで、次に何を優先して学習すべきかが明確になります。

③ 解き直しを必ず行う 過去問を解きっぱなしにするのは最も避けるべき使い方です。特に社会の記述問題や理科の計算問題は、正解の「書き方・考え方」を確認した上で、自分の言葉で再度答えを作る練習をさせてください。

④ 傾向を親子で共有する 「社会は資料を読む問題が多いね」「算数は規則性の問題が毎回出ているね」といった傾向を、親子で会話の中で共有することも有効です。子どもが「この学校はこういう問題を出す」と意識するだけで、学習の方向性が定まります。


最後に保護者の皆さまへ

受験は子どもが主役ですが、その環境を整えるのは保護者の皆さまの役割です。学習内容への直接的な介入よりも、安定した生活リズムの維持・適切な声かけ・学習記録の見守りという形で関わることが、子どもの力を最大限に引き出します。

本庄東高等学校附属中学校の入試は、基礎をしっかり固めた上で「考える力」を発揮できる子どもに応える問題構成です。日々の積み重ねを信じて、落ち着いて本番に臨める環境を整えてあげてください。

来年度入試の予想

🎯 要点: 2026年度入試の出題構造を踏まえると、2027年度も算数・理科・社会の各教科で同様の大問構成・出題分野が継続する可能性が高い。 各教科とも「知識の正確な定着」と「資料・グラフの読み取り」を組み合わせた問題形式が定番であり、単純な暗記だけでは対応できない。 あくまで予想であり、実際の出題と異なる可能性があります。幅広い単元を丁寧に仕上げることが合格への最短経路です。


算数

2026年度入試では、計算問題・文章題・図形・場合の数・規則性・グラフ読み取りと、小学算数の主要分野がバランスよく大問として配置されました。この構成は安定している可能性が高く、2027年度も同様の大問数・分野カバレッジが続くと予想されます。

注目すべき点は、**場合の数(組み合わせ・規則的な数え上げ)と規則性(数表・数列)**が独立した大問として出題されていることです。これらは毎年出題される可能性が高い分野です。丁寧に手を動かして数え上げる練習と、表の中の数のならびのルールを素早く見つける訓練を積んでおきましょう。

図形分野では、平面図形(正六角形・半円の組み合わせなど)と立体図形(表面積の計算)が出題されています。補助線の引き方や面積比の考え方を複数の図形で練習することが重要です。

グラフを使った速さ・距離・時間の問題(ダイヤグラム)も出題されており、グラフから情報を正確に読み取って立式する力が求められます。

計算問題では分数・小数・単位換算が混在しており、基本計算の正確さと速さが得点の土台になります。


理科

2026年度入試は、生命(ヒトの体のしくみ)・物理(てこのつり合い)・地学(天気と前線)・化学(密度)の4分野から均等に大問が出題されました。この4分野均等配置は来年度も維持される可能性が高いです。

生命分野では、血液循環・呼吸・器官のつくりとはたらきが問われました。図や模式図を見て答える設問が多く、体のしくみを図と言葉の両方でしっかり理解しておく必要があります。

物理分野では、てこのつり合いの計算が出題されています。支点・力点・作用点の位置関係と、モーメント(力×距離)の計算を確実に身につけてください。

地学分野では、天気図・前線・気象変化が出題されました。天気図の読み取り・前線の種類と特徴・季節ごとの天気の特徴は、来年度も出題される可能性が高い単元です。

化学分野では、密度の概念とグラフ読み取りが出題されています。実験器具(メスシリンダーなど)の正しい使い方も問われており、実験操作の基礎知識も整理しておきましょう。


社会

2026年度入試は、地理(東北・北海道地方)・歴史(文学作品を軸にした通史)・公民(憲法・政治・財政)の3分野から大問が出題されました。この3分野構成は来年度も継続する可能性が高いです。

地理分野では、地図・雨温図・統計表・グラフを使った資料読み取りが中心です。地形・気候・産業・伝統工芸品など、地域の特色を多角的に問う形式が定着しています。

歴史分野では、特定のテーマ(文学作品・人物・文化)を軸に各時代のできごとを問う構成が見られました。年代の並べ替えや人物・文化の正確な知識が必要です。古代から近現代まで幅広く対応できるよう、通史の流れを整理しておきましょう。

公民分野では、日本国憲法・国会・内閣・裁判所・財政・税金と、公民の主要テーマが網羅的に出題されました。条文の内容を具体的な事例に当てはめて考える問題も出題されており、単純な語句暗記にとどまらない理解が求められます。


まとめ

以上はあくまで2026年度入試の出題傾向をもとにした予想であり、実際の出題と異なる可能性があります。予想した分野だけを重点的に学習するのではなく、算数・理科・社会それぞれの全単元を均等に仕上げることが、安定した得点につながります。資料・グラフの読み取りは3教科共通のスキルであるため、日頃から図表を見て情報を整理する練習を取り入れてください。

よくある質問

Q1. 本庄東高等学校附属中学校の入試では、算数・理科・社会はどのような大問構成になっていますか?
算数は大問6題構成で、計算問題から始まり、文章題・図形・場合の数・規則性・速さとグラフまで幅広い分野が出題されます。理科は大問4題構成で、生物・物理・地学・化学の各分野から1題ずつ出題される形式です。社会は大問3題構成で、地理・歴史・公民の各分野がそれぞれ1題にまとめられています。いずれの教科も、記号選択・語句記述・数値計算・説明記述を組み合わせた出題形式です。
Q2. 算数で特に力を入れて準備すべき分野はどこですか?
2026年度の出題を見ると、計算の正確さ・場合の数・図形の面積・規則性・速さとグラフという5つの柱が確認できます。特に図形では平面図形の面積計算(円・正六角形・複合図形)が出題されており、公式の暗記だけでなく補助線の引き方や分割の考え方まで身につける必要があります。規則性の問題では表の中の数の並びを分析する力が問われており、パターンを見抜く練習を繰り返すことが有効です。計算問題は小数・分数・単位換算を含む複合的な出題が続いているため、毎日の計算練習で処理速度と正確さを同時に高めてください。
Q3. 理科はどの分野が頻出で、どのような形式で問われますか?
生物分野ではヒトの体のしくみ(血液循環・呼吸・肺のつくりなど)が出題されています。物理分野ではてこのつり合いが数値計算を伴う形で出題されており、モーメントの計算を確実に解ける力が必要です。地学分野では天気図の読み取りと前線・気圧の変化が問われ、図やグラフを読み解く力が求められます。化学分野では密度の概念とグラフの読み取りが出題されており、単位の理解と比例関係の把握が重要です。各大問とも、記号選択と数値計算・記述説明が混在しているため、知識の暗記だけでなく「なぜそうなるか」を言葉で説明できるレベルまで理解を深めることが得点につながります。
Q4. 社会の地理・歴史・公民はそれぞれどのような内容が出題されていますか?
地理では北海道・東北地方を題材に、雨温図の読み取り・伝統的工芸品・産業の立地条件・水産業・発電エネルギーなど多角的な視点から問われています。地図や統計表・グラフを読み取る問題が多く、資料を素早く正確に分析する力が必要です。歴史では文学作品を切り口に平安時代から昭和時代まで幅広い時代が出題されており、時代の流れと各時代の特徴を整理しておく必要があります。公民では日本国憲法・三権分立・財政・税金・防災など現代社会の仕組みが問われており、憲法の条文や制度の手続きを正確に覚えることが求められます。記号選択が中心ですが、語句記述や理由説明の記述問題も含まれます。
Q5. 過去問はいつごろから取り組むのが効果的ですか?
基礎的な単元の学習がひと通り終わる小学6年生の夏以降が、過去問演習を本格的に始める目安です。本校の入試は算数・理科・社会いずれも複数の分野を横断した出題構成になっているため、まず各分野の基礎を固めてから過去問に取り組む順序が重要です。過去問を解く際は、正誤の確認だけでなく「なぜ間違えたか」「どの分野の知識が不足しているか」を分析し、弱点単元に戻って補強する作業をセットで行ってください。試験時間内に全問解き終える時間配分の感覚をつかむことも、過去問演習の大切な目的の一つです。
Q6. 保護者はどのようにサポートすると効果的ですか?
算数の計算練習や理科の用語確認など、短時間でできる日々の反復学習を習慣化できる環境を整えることが最も重要なサポートです。社会の地理分野では地図帳や統計資料を日常的に参照する習慣をつけると、雨温図・産業分布・エネルギー構成といった資料読み取り問題への対応力が高まります。歴史分野は時代ごとの出来事を整理した年表を手元に置き、親子で確認し合う形が定着に効果的です。試験本番に向けては、制限時間を設けて過去問を解く練習の際に時間を計測するなど、学習環境の管理面でのサポートが得点力の向上に直結します。