知識と工夫の共有
個別指導塾テスティー下高井戸校の桂川です、こんにちは!!
先日の算数の授業で、円柱や円すいなどを扱いました。算数って「覚えなきゃいけないこと」は少ないのですが、「覚えておいた方が便利なこと」がちょこちょこあります。数学はまた別なんですけどね。(「数学は暗記科目」と豪語する人も少なくないはず…)
算数で「覚えなきゃいけないこと」は、例えば面積や体積の求め方だったり、単位の換算などです。これらはちゃんと正しく身に着けておかないと解けない問題が出てきてしまいます。
一方で、「覚えておいた方が便利なこと」とは、主によく使う計算の結果についてです。その都度計算すれば答えは出るのですが、何回計算しても答えは同じなんだから覚えちゃったら楽だよね、という話です。
私は円周率を扱う問題を小学生に教えるときは、「3.14×1桁の数字は覚えておくといいよ」と必ず話します。同様に、「20×20くらいまでの平方数は覚えておくといいよ」という話もします。
(あくまでも「覚えておくといいよ」のスタンスであって、「覚えなきゃダメだよ」とは言いません。覚えた方が楽だというのは自分の考えですが、生徒さんにとって「覚える作業」と「計算する作業」のどちらが楽なのかは人によるかと思われるからです。)
数字に対して抵抗感がない、むしろ好きだと思えるタイプの人は、「繰り返して何度も出て来るから自然に覚えられた」という感じで覚えられると思うのですが、数字そのものに抵抗感のある生徒さんはそんなにすんなり覚えられません。そんなときに、「語呂合わせ」が役に立つこともあるのです。
暗記科目においてもそうですが、覚えるための補助として「語呂合わせ」を使う人も多いと思います。「泣くよウグイス平安京」とか「いい国作ろう鎌倉幕府」とか。
例えば、「19×19=361」という平方数は「いく いく さむい」と覚える。というのを実は昔、講師の立場になってから生徒に教えてもらって知りました。その生徒さんは学校の先生が教えてくれたそうです。
「行く!行く!」って意気揚々としてたのに、実際行ってみたら「寒い…」って消沈している。はい、これでもう皆さんも二度と忘れられませんよ。
語呂合わせを使わずに覚えちゃった方からすると、語呂合わせを覚えるほうが面倒にも感じることもあるのですが。しかしながら、語呂合わせにしないと覚えられないタイプの生徒さんがいることも事実なわけです。
で、実のところ私自身は語呂合わせを使わずに覚えていたので、平方数の語呂合わせを生徒から教えてもらったときは目からウロコでした。同様に、3.14の計算を語呂合わせで覚える方法もあるんだとか。
知識や工夫の共有って面白いですよね。教える側も教わる側も、年齢も立場も関係なく、知ってる方から知らない方へと流れていく。それがまた違う人のところへ流れていく。この繰り返しです。
例えばそれが、「僕はこの問題がわからないんだ」ということであっても、講師に伝えなければ講師はそのことを知らないまま、ということだってあるわけです。集団塾ではなかなか言い出せないその一言、テスティーでなら怖気づくことなく言えると思いますよ。どうぞお気軽にご相談くださいね!!
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