駒込周辺よもやま話(1)
個別指導塾テスティー駒込校、教室長の横山です。
今日はテスティー駒込校がある、駒込周辺にまつわるお話です。
一度に全部は書ききれないので、不定期にシリーズ化するつもりです。
(1回限りで計画倒れにおわったらゴメンナサイ!)
この地域にお住いの方はご存知かと思いますが、山手線の「駒込駅」は3つの区が接する
位置にあります。駅があるのは「豊島区」の東端、そして駅の南側は「文京区」、北側
から東側にかけては「北区」です。
今回は豊島区をテーマに。
まず豊島区は、人口密度が全国1位の自治体です(22,569人/㎢)。
ところが「豊島」という地名は豊島区内に存在しないんですよね。
たとえば豊島1丁目~8丁目は北区にあります。
また「としまえん」は練馬区にあります。
なぜでしょう?
平安時代に桓武天皇の孫である高望王が平姓を賜って臣籍降下し、平氏の祖となりました。
その子孫が関東に根を張って勢力を拡大していくのですが、その中で豊島郡を支配した一族
が豊島氏を名乗りました。
ちなみに昔の豊島郡は、現在の豊島区のほかに文京区と北区はもちろん、千代田・港・
中央・台東・新宿・渋谷・板橋・練馬などの区域にも及ぶ広大な地域でした。
豊島氏は強い支配力を発揮していたのですね。
だから今の豊島区ではない場所に「豊島」の地名が残っているのです。
その後、戦国時代になって豊島氏は、太田道灌に敗れて滅亡します。
豊島氏を滅ぼした道灌は1457年、豊島郡江戸に城を構えるのですが、これが江戸城ですね。
さらに時が流れ1590年、徳川家康が江戸城に入り江戸幕府を開く足掛かりとしたのです。
話が壮大になってしまったので、今日はこのあたりで。
いつになるかはお約束できませんが、今後のシリーズ化をご期待ください!
次回は「駒込」の地名をテーマにする予定です。
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