駒込校ブログ

ピンチは『チャンス』!

こんにちは!チーフ講師の池上です。
今日は急に夏のような陽気、あまりの気温差で体調を崩してしまう生徒が続出してしまわないか、少し心配です。
日中は暑くても、日が落ちると途端に気温が下がるのがこの時期の特徴です。テスティーに来るときは、必ず上着を持ってくるようにしてくださいね!!

ところで今日は、少し勉強から離れた話題を・・・・。
昨日、私は「NHK交響楽団定期公演」のコンサートに行ってきました。演目は「ベートーベン交響曲第2番」と同じくベートーベンの「ピアノ協奏曲第5番 皇帝」です。
ベートーベンは、ご存知の通り難聴を患いつつも偉大なる曲の数々を残した作曲家です。特に有名なのが「交響曲第5番 運命」や「交響曲第9番」ですよね。第9はクリスマスシーズンになると、色々な楽団が演奏するので非常に聞き覚えがあると思います。ベートーベンの音楽の特徴として、非常に壮大で金管楽器を多用した躍動感の溢れるものが多いと、私は思っていました。ところが、この「交響曲第2番」はそのイメージを払拭するような構成の楽曲でした。バイオリンとクラリネット、ファゴット、オーボエなどの木管楽器がふくよかな表現を奏してしました。交響曲なのにまるでノクターンを思わせるような雰囲気の曲は、あまりにもベートーベンとはかけ離れていて、私はとてもびっくりしました。そこで、帰ってからこの楽曲が作られた背景を調べてみることにしました。
この曲が作曲されたのは、1802年。ベートーベンが悪化していく難聴に対して、作曲家としての人生に非常に強い危機感を抱いた年だったそうです。この年の10月、彼はウィーンで二人の弟宛に「絶望感」を強調した遺書を書いたそうです。ですが、この曲はそんな彼の行動とは裏腹に明快な構成で、「絶望感」を感じることはできません。その曲のイメージ通りこの翌年の1803年、彼は有名な交響曲「第3番 英雄」を作曲しました。つまり、この「第2番」は彼にとっての転換期を示した楽曲、というものだったのです。そしてこの「第2番」は後に、「この交響曲こそ意欲的な作品で、数多くの作品がこの世から消えても、この作品だけは世に残るだろう」という評価を受けることになりました。

ベートーベンのように偉大な人物でさえ、不安になることは多々あるようです。ということは、私たちはもっと沢山のことで不安になったりするはずです。ですが、そこで一生懸命課題に向き合うことでより高みへとジャンプアップするチャンスになるんです。テスティーではその課題に対して、「何が問題で、クリアできないのか」「クリアするために必要なことは何か」など、生徒さん一人ひとりに対して細かく分析していきます。そして、課題クリアのためのステップを我々も一緒に踏んでいきます。

少しでも不安を抱えてる生徒さんや保護者の方々…、是非一度ご面談にいらっしゃってください!

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